日本の製品は品質の高さやデザインの良さから、多くの中国人に喜ばれている。また、農作物に対しても安心安全なイメージが定着している。中国メディア・今日頭条は22日「日本の農業経営、中国の農業は30年かけて学ぶべき」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本の製品は品質の高さやデザインの良さから、多くの中国人に喜ばれている。また、農作物に対しても安心安全なイメージが定着している。中国メディア・今日頭条は22日「日本の農業経営、中国の農業は30年かけて学ぶべき」とする記事を掲載した。
 
 記事は「日本は島国であり、土壌が貧しく、平地の面積も少ない。しかし、日本の農作物輸出は年々増えており、海外市場において高級農作物の代名詞になっている」と紹介。その背景について、9つポイントを挙げて解説した。
 
 まず「地域や農家がある作物に特化し、それぞれ特色を打ち出していること」、「土地資源の保護をしっかり行っており、肥料の合理的な使用や、進んだ生産設備が大きな役割を果たしていること」、「農業分野においてIoTが発展しており、政府も支援を行っていること」、「農業用ロボットの開発、導入が進んでいること」、「製品のパッケージに気を遣っていること」を挙げた。
 
 残りの4つは「生産者と消費者との信頼関係が構築されていること」、「各種の農業体験を通じて消費者とのコミュニケーションが図られていること」、「様々な販売のルートを持っていること」、「見た目や大きさ、味、糖度、水分などさまざまな基準を設けることで、付加価値を高めていること」としている。
 
 今の中国における大きな問題は「生産者と消費者との信頼関係が構築されていないこと」だろう。栽培技術や土地の使い方、販売方法は現地に合ったやり方を模索していく必要がある。日本の農業から真剣に学ぶべきはやはり生産者の農業に対する考え方だ。信頼関係は一朝一夕に構築できるものではない。まさに記事が指摘するとおり、長い目でみて少しずつ信頼関係を築いていかなければならないだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)