桐島かれんさんインタビュー「おしゃれの定番と生き方のベースにあるもの」

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30代を過ぎると、洋服や小物もアイテムが一通り揃ってきますが、これまで着ていた服とは違う選択肢へと進むタイミングもやってきます。ライフスタイルや体型の変化でこれまでの服が似合わなくなったと感じてしまうことも。そんなときについ落ち着いて見える、定番色やシンプルにまとまる服に安心感を覚え、いつしか冒険できなくなってしまったり......。
桐島かれんさんはハウス オブ ロータスのクリエイティブディレクターとして、大人が華やかな色をまとうことをポイントの1つにしています。その理由について伺ってきました。
大人の女性こそ、華やかな色を着てほしい理由
ハウス オブ ロータスの店舗に入ると、大人向けの女性のショップのなかで、ひと際ブライトカラーのアイテムが目に飛び込んできます。桐島さんと同世代の50代女性へ向けたブランドとしながらも、他のブランドではあまり見られない色とりどりで華やかなアイテムが揃っています。
「洋服はゆったりと体型をあまり意識しなくていいものを。色合いは地味にならないものを意識しています。若い頃には避けていた鮮やかな色も、40代、50代、60代になってこそ、俄然着てほしいですね」と桐島さん。
実際に店頭では、黒やグレーといったモノトーン系よりも、鮮やかなカラーアイテムが売れていて、そういうものを欲している人が多いと感じているそうです。また、素材にはインドのハンドワークを取り入れたものもあり、生地を贅沢に使ったロングのワンピースで価格帯も3万円台から6万円台。
サイズ表記を見るのではなく、必ず試着をして選ぶ
ハウス オブ ロータスにもたくさん並んでいますが、いまおすすめのスタイルは、ワンピース。
「ゆったりとしたシルエットの中で、身体が遊ぶ服が大人の女性を美しくみせてくれると思うのです。そんな、風をはらむような動きのあるワンピースの下にアンダーパンツを合わせるのがハウス オブ ロータスの定番スタイル。私たちぐらいの年代になると、生足を見せるのはちょっと抵抗があるはず。ワンピースやチュニックの下にレギンズやジーンズでもいいのですが、もう少し遊びごころや、女らしさを添えるため、裾にフリルやレースや刺繍を施したパンツを用意しています」
そしておざなりにしてはいけないのが、試着をすること。きちんと試着し、サイズ感を見て動いたときにどう見えるかを確認し、合わないものはお直しに出すこと。世の中に売っている服は理想的な体型のものが多くても、そのサイズに自分を当てはめることはないとアドバイス。
「流行っているからといって、ずっとお腹を引っ込めていなきゃいけないような服は無理して着なくたっていいんです。私もファッションで窮屈な思いはしたくないなぁと思っています。自分らしく、リラックスできるスタイルを基本に、大胆なアクセサリーやストールなどでアクセントを」
規則正しい生活が生き方のベースにある
お子さんを4人出産するごとに20キロの体重の増減を繰り返し、桐島さんも自身の体型の変化に向き合ってきたと言います。では日頃の美容法や健康法は? と聞くと、人の前に出る仕事をすることでコントロールはできているものも、美容も体づくりも本当に特に何もしていないと笑います。
「高校でバスケットボール部で活躍していた以来、まったく運動をしていないな〜。そろそろ筋肉の衰えが気になるから、ランニングを始めようと思ったこともあるけれど、続けられず(笑)。ジムにもエステにも通っていませんし、普段はネイルもしません。元々、健康や美容の分野には興味がなく、しかも、家のことや仕事と、忙しいので、自分のために時間をかけていられないというのが正直なところです。