パワーポイントを駆使してPR

写真拡大

 住野よる氏の小説を実写映画化した「君の膵臓をたべたい」のサラリーマン限定試写会が7月24日、東京・スペースFS汐留で行われ、ダブル主演を務めた浜辺美波と北村匠海、覆面レスラーのスーパー・ササダンゴ・マシン(以下、ササダンゴ)が出席。浜辺と北村は、パワーポイントを使ったプレゼンテーションを得意とするササダンゴから、本作の魅力を伝えるための“プレゼンの極意”を伝授された。

 この日会場に集ったのは、スーツ姿のサラリーマン150人。“年齢層高め”の客席を見渡した浜辺と北村は「とても新鮮な感じ」と驚いていたが「びっくりするくらい感動している自分がいる。同僚に勧めたい」「原作を読んでいたので斜に構えて見ていたが、不覚にも号泣」「タイトルのギャップにやられた」と相次ぐ絶賛評にニッコリ。「温かい言葉が嬉しいです。改めて気合が入って、励みになりました」(浜辺)、「10代だけでなく、50、60代の方にも響く作品だと思っています。本当に嬉しい感想ばかりです」(北村)と謝意を示していた。

 一方、ササダンゴは登壇するやいなや「これ、プロレス会場じゃないですか。両国国技館か後楽園ホールみたい」「この光景は株主総会ですよ」と観客をイジり倒してからプレゼンをスタート。観客と同様に本作を見て号泣してしまったササダンゴだが「誤解を受けやすいタイトル」「主演2人が超内気」「そもそも大作映画ではない」という3つの問題点があると分析した。そしてこの3点を解決するべく“クチコミ”の重要性、浜辺と北村の魅力を解説。女優としての輝かしいキャリアを説明されていた浜辺だったが、突然「家の絨毯の毛玉取りがやめられない」という奇妙なクセを暴露されて「裁ちバサミさえあれば何時間でも毛玉をとっていられます」と赤面していた。

 「Mr.Childrenによる主題歌」「小栗旬&北川景子の卓越した演技」「原作の人気度」という要素を絡めたササダンゴのプレゼンに感心しっぱなしだった浜辺は、「『君の膵臓をたべたい』は最初の印象とギャップがあって忘れられない作品。同じように(ササダンゴの)ビジュアルとのギャップがある素晴らしいプレゼンでした」と告白。一方、北村は「『サラリーマンの方たちの目から出るものは涙ではなく“毒”』ということを初めて知りました(笑)」と、ササダンゴの皮肉の効いた言い回しが忘れられなかったようだ。そしてササダンゴから「マスクをつけていると喋りやすいんです」という助言を受けると「マスク、常備しておこうかな」と冗談を飛ばして、場内の笑いを誘っていた。

 「君の膵臓をたべたい」は、「君と100回目の恋」「黒崎くんの言いなりになんてならない」で知られる月川翔監督がメガホンをとり、高校生の“僕”(北村)と、膵臓の病を患うクラスメイト・桜良(浜辺)の交流、そしてオリジナルの展開となる12年後の物語を描く。7月28日から全国で順次公開。