今季からボルシア・ドルトムントの監督へと就任したペーター・ボシュ監督にとって、s昨季にバイエルンよりも約2倍となる40失点の改善が1つのテーマだ。

しかしここまで行われたテストマッチでは、初戦での4部エッセン戦の3失点をはじめ、ここまでまだ1度も無失点に抑えることはできておらず、1試合平均2失点を記録。

特に先日行われた2部ボーフム戦では、相手のパスワークに苦しめられる場面が見受けられており、「4・5点取られてもおかしくはなかった」と指揮官は振り返った。「こいいう試合から勉強していかないとね」

だがボシュ監督にとってこれまで監督を務めてきたクラブのなかで、自身が好んで採用する4-3-3システムを取り入れるには、ある程度の時間をようしてきたのは確かである。

高い位置でボールをキープし、そしてロストした際に積極的にゲーゲンプレッシングを仕掛けていくスタイルの浸透には「どれだけ時間がかかるのかはわからないよ。昨年のアヤックスよりも、マカビ・テルアビブ時代の方が早かったけどね」と同氏。

「ドルトムントにはいい選手が揃っているが、しかしプレーのなかでアクセントをつけていくというのはまた別のものだ」と言葉を続けた。


ボーフム戦ではシュールレはCMFとしてあまり効果的とはいえず、イサクはCFとして助けになりきれないところが見受けられており、さらにアジアツアーでは改善の兆しがわずかに見られたモアも再びワンマンプレー。

加えてシュメルツァ、ゲレイロの離脱で大きな課題となっている左サイドバックでも、元ドイツ代表エリック・ドゥルムが失点の場面のみならず、精彩を欠いたパフォーマンスを露呈している。

さらにSBを本職とするフェリックス・パスラックも思うように力を発揮できない状況となっており、むしろこのポジションでは未経験の新戦力、ダン=アクセル・ザガドゥにチャンスが巡ってくるかもしれない。指揮官は「特にミラン戦ではよかったね」と評価したが、果たしてこの状況からどのような対処を見せてくるのだろうか・・・?