小さな頃からパイロットに憧れていたJade Eslerさん(16)。夢に向けて学業とフライトレッスンを両立しようと、コツコツ努力を続けてきました。そして先月、念願だった免許をついに獲得。オーストラリア最年少のパイロットととして、地元で大きな話題となりました。

驚くことに彼女、講習費用を親に頼らずすべて自分で捻出。その、いかにも16歳らしい方法がこちら。

13歳から初めたビジネス
売ったカップケーキおよそ2万個

Jadeさんの若さならば、親が負担してくれるものだと勝手に想像してしまいますが、彼女がなぜ全額自己負担できたのか。それが、このカップケーキ。

免許取得までの3年間で、およそ2万個のカップケーキを売り上げた彼女。「The Sugar Bite」というビジネスを立ち上げ、売上金から学費を賄っていたのです。

小さい頃から焼き菓子が大のお気に入りのJadeさん、彼女の作ったお菓子は家族からも好評だったそうです。ある日、家族と買い物に出かけた際、おいしそうなカップケーキに出会いました。「私もあれをつくってみたい」Jadeさんを魅了したのは、味だったのか、カタチだったのか…。ともかく、彼女のインスピレーションはここから。

夢のため…と割り切れた理由

ところで、オーストラリアでは16歳といえば、自動車免許の講習に通うこともできる年齢。Jadeさんは、なぜ「空」を選んだのでしょう。

「お父さんがライセンスを取得したとき、私は1歳でした。何度も乗せてくれて、だから7歳になる頃には、もうコックピットの計器の並びは、だいたい頭に入っていたんですよね。とにかく小さい頃から、飛ぶことが大好きだったの」

多感なティーンにとって、「時間を見つけることがもっとも大変だった」とJadeさん。学校と訓練の両立すらハードでしょうに、さらにビジネスまで。友だちと遊ぶ暇など、ほとんどなく走り続けてきたに違いありません。聞けば、訓練場まで片道2時間半もかかる場所だっていうし。

こうして晴れて操縦士の免許をゲットしたJadeさん。でも、まだ夢の続き。彼女の最終目標は、民間航空機のパイロットになって、ヨーロッパの空を飛ぶことなんだそう。

Licensed material used with permission by The Sugar Bite