話題になっている「黒いセブンイレブン」について調べてみた。

「黒いセブンイレブン」が話題に

先日ネット上に、店の看板が黒っぽいセブンイレブンの画像が投稿され話題になった。

セブンイレブンの看板と言えば、オレンジと緑、赤の3色。この色彩はセブンイレブンのシンボルとされており、今年3月には「色彩のみからなる商標」に日本で始めて登録された。

「セブンイレブン・ジャパン」NEWS RELEASE

しかし話題のツイートによると「セブンイレブン由利本荘大門本町通」は秋田県で唯一の黒いセブンイレブンなのだそう。

投稿主が「偶然通りかかってびっくりしました」というつぶやきと共に、黒い看板の画像をネット上にあげたところ一躍話題となり、「初めて見ました」「一瞬目がおかしくなったかと思った」「ちょっと怖い」「偽物かと思った」「珍しい」「知らなかった」など多くの反響がよせられた。

「派手な色を使ってはいけない」という決まり

同店のオーナーに話を聞いたところ、看板の色が通常と違うのは「景観条例地区に指定されているから」だという。

同店は観光名所「本荘城跡」に近く、派手な色を使ってはいけないと市役所から指定されているそう。ちなみにオーナーは通常と異なる色の看板になることを当初は知らなかったそうだ。

看板の色に驚いて声をかけてくるお客さんも多いという。

黒いセブンは各地に

同じように景観を考慮して落ち着いた色彩の看板を掲げている店舗は各地に存在するようで、ネット上には北海道・層雲峡や愛知県・香嵐渓、大分県・湯布院など目撃談が続々とよせられている。

セブン-イレブン・ジャパンはHPで「看板の色が違う店舗がありますが、なぜですか?」という質問に次のように回答している。

それぞれの地域の「景観条例」等によるもので、通常とは異なる看板を設置している店舗が一部ございます。主に、国立公園内の店舗に多くございます。

flickr_wonderstory

瓦をイメージした和風モチーフの店舗も

セブン-イレブン・ジャパンは看板の他にも、景観に配慮した店舗を出店している。

2009年には世界的に有名な温泉地である大分県別府市の鉄輪温泉地区に「和風建築」をモチーフにした店舗をオープン。

屋根は「瓦」をイメージした銀黒の勾配屋根で、壁は淡いベージュ。敷地面積の8%以上に植栽するなど緑化にも配慮している。

「セブン-イレブン・ジャパン」NEWS RELEASE