遅きに失する、ということはないはずです。Twitterが「いいね」の一覧を、ツイートの時系列順ではなく、自分が「いいね」を押したタイミング順に仕様変更すると発表しました。すでにAndroid版では実装されているほか、iOS版でも数週間以内に変更される見通しです。

以前から改善の要望は多かった

リアルタイムでのツイート共有をウリにするSNSであるだけに、これまでTwitterは「いいね」を日付順に並べることにこだわりを見せてきました。一方でユーザーにとって「いいね」は、備忘録としての役割も果たしています。しかし、数年前のツイートに「いいね」を付けた場合、リストから捜しだすことが困難となるケースが往々にしてあり、長らくユーザーから改善要望の声が多く上がっていました。


Twitterによると、今回の仕様変更はAndroid版よりスタートし、数週間以内にiOS版でも実装するとのことです。なお以前、ユーザーインターフェースを大幅に変更した際も、Android版が先でした。

収益改善の流れを作ることができるか

ドナルド・トランプ大統領がこよなく愛するTwitterですが、2016年第4四半期(10〜12月)の決算発表では、利用者数こそ昨年から伸びたものの、広告収入が減少し、1億6,710万ドル(約183億円)の赤字を計上しました。続く2017年第1四半期(1〜3月)でもこの傾向は続き、収益は前年同期比で7.8%も減少しています。
 

 
広告収益が思うように伸びず、昨年はGoogleやSalesforce、Disneyへの身売りも検討されましたが、収益改善の目処が立たないことなどを理由に、最終的には見送りとなっています。アクティブユーザー数は安定しているだけに、何とかユーザー目線に立って、テコ入れを図っていきたいということなのでしょう。
 
 
Source:Twitter,INVESTOPIA,Reuters
(kihachi)