サヨナラホームランの思い出(画像はイメージ)

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横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手(25)が、2017年7月23日に行われた対巨人戦でサヨナラホームランを放った――絵に描いたような大きな当たりに球場は歓声に包まれたが、この試合展開を予想したかのような1枚の絵が実際にあった。

この偶然の一致に、ネット上では「予言」ではないかとにわかに反響を呼んでいる。

8歳作、「筒香せんしゅ、サヨナラホームラン!」

話題となっているのは、8歳の小学2年生が描いた「筒香せんしゅ、サヨナラホームラン!」という絵画。DeNAが7月21日から23日の巨人戦で開催したスペシャルイベント「キッズスタジアム2017」の一環として実施した「第2回キッズ絵画コンクール」でMVP(最優秀賞)を受賞した作品だ。

コンクールでは全国の幼児と小学生を対象に、野球観戦の思い出や未来の野球観戦など、「ぼくとわたしと横浜DeNAベイスターズ」をイメージした作品を募集した。約2か月の募集期間中に計702点の応募があり、7月13日に各賞の受賞作品が発表された。MVPに選ばれた「筒香せんしゅ〜」は、22日の試合開始前に表彰式が行われたほか、イベント公式ポスターとして横浜スタジアム周辺にも掲出された。

絵には、筒香選手が打ったボールがピッチャーの頭を越えて高く高く上がり、観客がホームランボールをキャッチしようと大きく腕を伸ばす姿が描かれている。タイトルから分かる通り、今回の試合と同じ「サヨナラ」の一打だ。対戦相手も読売ジャイアンツと思われるユニフォームを着用しており、23日の巨人戦のラストシーンを彷彿とさせる。

実際は対戦した高木勇人投手は右投げ、1塁にランナー、打球の飛んだ先は左中間と誤差はあるが、まるで試合を見て描いたかのような再現度の高さだ。これにはツイッターでも、

「再現されて鳥肌たっている」
「予言通りになったなw」
「子供が描いた絵がまさか実現するなんて!すごすぎる」

など、偶然の一致に注目が集まっている。

「よこはまの空に大きな大きなホームラン打って...」

MVPの受賞者は、「ゲームを見に行ったときからベイスターズの大ファンになりました」といい、野球観戦の思い出を

「花火が上がったり、ふうせんがとんだり、カッコイイせんしゅたちがプレイしたり、まるでゆめのような夜でした」

と思い返す。

6-6の九回2死一塁と、最後まで勝敗が分からなかった今回の試合。

「ぼくにとってヒーローの筒香せんしゅ! よこはまの空に大きな大きなホームラン打って、ぜったいゆうしょうするぞ!」

という受賞者のコメント通り、筒香選手は2ランホームランを打って8-6で試合を決めた。

J-CASTニュースが7月24日、球団の広報部に取材したところ、

「受賞された方は、以前試合を観戦した際に見たシーンを思い出して絵を描いてくださったようです。今回については嬉しい偶然ですね」

とのことだった。

筒香選手のサヨナラホームランは今回で3本目。プロ初のサヨナラ打は2012年8月25日に巨人・高木康成投手から、2本目は2016年7月22日に巨人・山口鉄也投手からのボールを客席に運んだ。

現在DeNAは、セ・リーグ2位の阪神タイガースと1ゲーム差で3位につけている。シーズンは折り返し地点を過ぎたところだが、受賞者の「ぜったいゆうしょうするぞ!」という期待に沿うことはできるだろうか。