韓国・朴槿恵前大統領の裁判のテレビ中継について、旧与党の自由韓国党は強く反対している。資料写真。

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2017年7月24日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の裁判のテレビ中継について、旧与党の自由韓国党は強く反対している。環球時報が伝えた。

韓国・聯合ニュースによると、韓国の大法院(最高裁判所)は朴前大統領の審理をテレビ中継するかについて25日に決定する。20日に大法院で行われた審議では多くの裁判官が国民に公開すべきだとの見解を示したが、中継の範囲や条件において意見の相違があったという。

現在の韓国の法律では、法廷内での写真や動画の撮影は弁論前や判決の言い渡し時には認められているが、審理中の撮影はできないことになっている。大法院が6月に全国の裁判員に対して実施したアンケートでは、1013人中687人が朴前大統領の裁判について1審も2審もすべて公開することに賛成と回答した。

3月に朴前大統領の弾劾裁判を実施した韓国憲法法院は、「国民の知る権利に配慮しなければならない」との理由で、審判結果を言い渡す様子をメディアに公開した。自由韓国党は裁判のテレビ中継について「世論裁判になる危険がある。司法の公正と独立を損なうことになるため、党として絶対に受け入れられない」とコメントしている。

朴前大統領の拘留期限は10月16日で、裁判所はこの日までに判決を言い渡す必要があるという。(翻訳・編集/川尻)