<トランプの長女イバンカと娘婿クシュナーの最新の資産報告書が公開された。これほどの資産家だったとは改めてびっくり>

ドナルド・トランプ米大統領の長女イバンカと娘婿で大統領上級顧問のジャレッド・クシュナーの最新の資産報告書が7月21日に公開され、夫妻の豊かさが改めて注目を集めている。企業所有と投資による保有資産は7億6200万ドルで、前回の資産公開時より1000万ドル以上増えている。

クシュナーの報告書は、4カ月前の報告書の改訂版で、前回明らかにされなかった夫妻の最も高額の資産や、イバンカが新たに連邦政府に申告した資産が詳しく記載されている。

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米紙ワシントン・ポストが掲載した公開文書によれば、クシュナーが上級顧問に就任した1月の時点で、企業266社の役職を退任し、保有していた複数の不動産関連企業の株式を売却した。イバンカも3月に大統領補佐官に就任した時、292社の役職を辞任した。そして、公職に就いている間は自分たちの会社の日常業務から離れる、と宣言した。

最新の報告書では、クシュナーが前回の報告書で申告しなかった77件の投資が新たに公開された。

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うなる資産と美術品

以下はその内訳だ。

■クシュナーは不動産プロジェクトのためのクラウドソーシングサイト、カドレ(Cadre)に2500万ドルの株式を保有している。

■夫妻が保有する美術品の価値は総額2500万ドルに上る。連邦法は、投資として購入した美術品のみを資産公開に含めるよう定めているため、実際に保有する美術品の価値はもっと大きい可能性がある。

■イバンカの資産のうち6600万ドルは、自分のファッションブランドビジネスやワシントンにある高級ホテル「トランプ・インターナショナル・ホテル」に保有する株式、不動産からきている。

報告書から、夫妻は保有する資産から莫大な収入を得ていることが分かる。イバンカは無給の政府職員となり資産を信託に預け入れた1月から3月の間に、500万ドルの収入があった。3月から5月にかけては100万ドルの収入があった。

イバンカは父親トランプが経営していた不動産会社トランプ・オーガニゼーションの役職を1月に辞任後、同社から250万ドルの報酬を受け取った。

トランプ一族のビジネスは広範かつ多岐に渡っており、利益相反の可能性があるとして批判にさらされている。

一族の弁護士を務めるジェイミー・ゴアリックはワシントン・ポストに声明を発表し、クシュナーとイバンカは「私人から連邦政府職員に移行する過程で、1つずつ必要な手続きを踏んできた」と言った。「米政府倫理局はジャレッド・クシュナーの資産報告書を承認した。クシュナーが連邦政府の倫理規定を順守しているというお墨付きだ」

(翻訳:河原里香)

トム・ポーター