ジンバブエの首都ハラレで行われた式典で、妻のグレース夫人(右)にキスをするロバート・ムガベ大統領(2017年4月18日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】世界最高齢の国家指導者として知られるジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(93)が、誕生日を迎えた夫人の姉に6万ドル(約660万円)を贈っていたことが明らかとなった。国営メディアが24日報じた。ジンバブエでは経済危機が深刻化しており、国内の多くの銀行が現金不足にあえいでいる。

 政府系日刊紙ヘラルド(Herald)によると、ムガベ氏とその妻グレース(Grace Mugabe)夫人が、グレース夫人の姉であるジュニア・ガンボチューマ(Junior Gumbochuma)氏に誕生日プレゼントとして現金を贈った。またムガベ夫妻の子どもたちも、ガンボチューマ氏に1万ドル(約110万円)を贈ったという。

 同紙によると、現金は「牧師であり、大統領一家の子どもたちの教育において中心的な役割を担ったガンボチューマ氏に感謝を示すもの」だったという。

 ガンボチューマ氏は23日、首都ハラレ(Harare)の北東に位置するシャンバ(Shamva)にあるムガベ氏所有の農園で、60歳の誕生日を祝った。また、この日はグレース夫人の52歳の誕生日でもあった。

 ジンバブエの経済はここ10年ほど不景気が続き、また多くの銀行が現金不足に陥っており、市民は1日20ドル(約2200円)に制限されていることが多い現金引き下ろしのため、数時間も並ばなければならないという。
【翻訳編集】AFPBB News