映画の世界そのまんま! コミコンに出現した「Blade Runner 2049 Experience」

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 続編の公開が迫るSF映画の金字塔『ブレードランナー2049』に登場する、未来のロサンゼルスを巨大なテント内に完全再現した「Blade Runner 2049 Experience」が、ポップカルチャーの祭典コミコン・インターナショナル(以下、コミコン)が開催されたアメリカ・サンディエゴに登場した。

 コミコン会場のサンディエゴコンベンションセンターから、道を挟んだ向かいに設置された巨大テント。映画ファンが一度は憧れるであろう、『ブレードランナー』の世界を体験できるとあって、連日オープンから大勢のファンが列をなした。

 映画のコンセプトアートが並ぶ暗い通路を抜けるとまず目に入るのは、目の前を壁に遮られた、VR体験用のシアタースペース。ここで観客は、レプリカントを取り締まるブレードランナーの視点から、飛行する車スピナーで日本語のネオンが輝くロサンゼルスの街を飛び、捜査対象を追跡する体験を楽しめる。

 追跡が失敗し、スピナーが墜落させられる場面でVR体験は終了。ヘッドセットをはずすと、目の前の壁は消え、雨が降る2049年のロサンゼルスの一角が広がり、墜落した実物大のスピナーを警察官たちが調査している。

 濃い霧の中、ネオンサインに照らされた薄暗い街並みは、夢にまで見たブレードランナーの世界そのもの。警官にレプリカントの疑いで連行されてスキャンを受けたり、男娼に話しかけられたり、タクシーの中で娼婦との会話を楽しんだり、バーカウンター式の中華料理屋で一息ついてみたりと、参加者も映画の住人となって楽しめるよう趣向がこらされている。

 中華料理屋の向かいにはガラスケースが並んでおり、劇中でハリソン・フォード(デッカード)が使用したブラスターなど、劇中のプロップを展示。また入り口付近には、試験官に入れられた「ジョニーウォーカー」のウィスキーが飲めるバースペースのほか、うどん料理を用意する徹底ぶり。夢がかなった充実感と、新作映画への期待が高まる展示となっていた。(編集部・入倉功一)

映画『ブレードランナー2049』は10月27日より全国公開