三木眞一郎、伊瀬茉莉也、長濱博史監督と9nine(画像は『9nine 2017年7月22日付Instagram「9nine × THE REFLECTIONいよいよ本日初回放送!!」』のスクリーンショット)

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『ハルク』『スパイダーマン』や『X-メン』などスーパーヒーローコミックの原作者でアメコミ界の巨匠として知られるスタン・リー氏。マーベル・コミックの編集委員や実写映画版製作総指揮などに関わる彼が、制作総指揮を務めるテレビアニメ『THE REFLECTION(ザ・リフレクション)』(NHK総合)が7月22日からスタートした。第1話にしてアメコミから飛び出したようなキャラクターがニューヨークの街でバトルを繰り広げる迫力あるシーンが満載だ。長濱博史監督をはじめ声優や映像を日本のスタッフが手掛けており、アメコミ界の巨匠と日本アニメによるコラボで素晴らしい作品となった。

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『YAWARA!』をはじめ数々のアニメで動画や原画に関わり『蟲師』や『惡の華』で監督を務めた長濱博史氏は本作でスタン・リー氏とタッグを組むにあたり、視聴者が「NHKでヒーローものやってたよね」「アメコミは嫌いだったけれど、あれで好きになった」と感じてもらえたらと話している。さらにはヒット曲『ラジオ・スターの悲劇』(1979年)で知られるバグルスやロックバンド・イエスのボーカルを経て音楽プロデューサーとして活躍するトレヴァー・ホーンが音楽を担当する。第1話では女性記者が「なんで80年代のヒット曲が?」という場面もあるように、彼ならではの趣向が凝らされ雰囲気を盛り上げる。

物語はニューヨークの街に正体不明の怪人やヒーローが現れて戦いを繰り広げたことで騒動に火がつく。識者たちは3年前に世界を襲った「リフレクション事件」によって生まれたと思われる特殊能力を持つ「リフレクティッド」がその正体とする説を唱えたり、「リフレクティッド」と呼ぶのは差別だと主張する者もいて問題は深い。今のところ怪人たちを倒してニューヨークを救った正義のヒーローとされるI-GUY(アイガイ)、一方で目立たない裏町で怪人と戦ったもう1人のヒーロー的な存在がX-ON(エクソン)である。エクソンの戦う姿をカメラを手に追うエレノア・エヴァーツは見た目は普通の女性だが短距離の瞬間移動能力を持っていた。

キャラクターの声は主人公・エクスオンを三木眞一郎、アイガイを三上哲、エレノア・エヴァーツを伊瀬茉莉也が担当する。悪役と思われる敵対するリフレクティッドの声はリーダー的な女性スティール・ルーラーを日笠陽子、強力な炎を生成することができる女性フレイミング・フューリーを三瓶由布子、デッド・ウィングを樫井笙人、リキッド・テラーを坂口候一、ヴァインを三宅健太、ファイサム・フロッグをうえだゆうじが演じている。

第1話冒頭では日本でスマホを見ていてこの事件のニュースを知り「どこの国の話?」「アメリカ!」と驚く女子高生たちが映った。実は9nineが本人役で出演しておりカナエ(吉井香奈恵)、ヒロナ(村田寛奈)、ウキ(佐武宇綺)、サヤカ(西脇彩華)となる。さらに9nineが歌うエンディングテーマ『SunSunSunrise』(作詞・作曲:トレヴァー・ホーン / 日本語詞:津波幸平)はポップでタイトな楽曲と彼女たちのシャドウによるダンスが次の展開を期待させる。

他にも脚本:鈴木やすゆき、絵コンテ:長濱博史、演出:そ〜とめこういちろうなど作画監督、原画、動画、指定、仕上げ、背景、撮影、CG制作と日本のスタッフが手掛けるなか、予告映像のナレーションをスタン・リー氏が担当している。94歳とは思えぬ迫力ある声はアメコミ界の巨匠で在り続けるエネルギーあればこそだろう。

画像は『9nine 2017年7月22日付Instagram「9nine × THE REFLECTIONいよいよ本日初回放送!!」「23:00〜NHK総合 「THE REFLECTION」まもなく放送」、2017年6月21日付Instagram「9nine×トレヴァー・ホーン」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)