故ダイアナ元妃との最後の会話、急いだと後悔=英王子

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[ロンドン 23日 ロイター] - 英国のウィリアム王子ヘンリー王子は、仏パリで事故死した母親、故ダイアナ元妃の死去直前に交わした電話での会話について「どうしようもなく急いでしまった」と語り、後悔していると述べた。

2人の王子は、1997年8月31日の元妃死去20周年にあたって製作されたドキュメンタリー番組で、元妃の死去直前に話したと述懐。

ウィリアム王子は「当時、ヘンリーと私はどうしようもなく急いでさよならを言ってしまった。もちろん、またね、の意味で。もしその後に何が起こるか分かっていたら、会話にもほかのことにもあのような飽き飽きした態度は取らなかっただろう」と語った。

ヘンリー王子は「あれはパリからの電話だった。自分が言ったことはあまりおぼえていないが、電話が短かったことは一生忘れず、後悔し続けるだろう」と語った。

番組プロデューサーのニック・ケント氏はロイターに「これまでに、元妃を最もよく知り、最も愛した立場にある二人の息子の視点からこの話が語られたことはなかった」と述べた。

2人はこのほか、両親の離婚に伴う苦しみや、元妃死去のニュースと余波にどうやって対応したかなども語った。

番組は、元妃がHIVや地雷関連の慈善活動に携わったことを取り上げている一方、不倫など別の一面には触れていない。

ただ製作側は、王室はきわめて開放的で、主題に制限を設けなかったとしている。ケント氏は「2人の王子が後年、この番組を子どもたちに見せ、これがおばあ様だと喜んで言える番組にしたかった」と述べた。

番組は24日、英民放のITVと米HBOで放映される。