昨シーズンはリーガとCLを制して、個人としてもバロンドールを手にしたC・ロナウド(左)。そうした真のトッププレーヤー入りを目指すネイマール(右)は今夏にバルサを離れるだろうか? (C) Getty Images

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 偉大な先輩たちからのメッセージに、バロンドール獲得を望んでいるとされる後輩の心は動くだろうか? 現地時間7月23日、英紙『サン』はR・マドリーのクリスチアーノ・ロナウドが、移籍騒動の渦中にあるバルセロナのネイマールに助言をしたと伝えている。
 
 周知の通りネイマールは現在、バルサからパリSGへ2億2200万ユーロ(約281億6000万円)という超巨額の移籍を果たすと噂されている。
 
 その金額の高さから当初は実現不可能な絵空事のように扱われていたが、7月22日には『ESPN』が「契約は4年で、年俸は税抜きで3000万ユーロ(約38億4000万円)」と具体的な数字も報じるなど、サッカー界史上空前のビッグディールの成立は日に日に現実味を帯びてきている。
 
 渦中のネイマールが移籍を希望する理由として複数のメディアが伝えてきたのは、「メッシの2番手扱いである現状に不満があり、別のビッグクラブでなら自分が世界最高の選手になれる確信している」というものだった。しかし、これまで4度のバロンドールを手にしてきたC・ロナウドは、ネイマールのパリSG行きに反対なようだ。
 
 所属がR・マドリーとバルサと、普段は宿敵同士のC・ロナウドとネイマールだが、サン紙はともにスポーツメーカー『ナイキ』とスポンサー契約を結んでいるため、イベントなどで顔をあわせる機会も多く、2人はメッセージを送りあう仲であると報じている。
 
 さらに同紙によれば、メッセージアプリ『WhatsApp』を介してネイマールが、同じく今夏中のパリSG行きが噂になったC・ロナウドに助言を求めたという。そのキャリアに悩む後輩に対して、R・マドリーのストライカーは次のような言葉を返信したそうだ。
 
「リーガ・エスパニョーラからリーグ・アンへの移籍はキャリアにおいて進歩ではなく後退だ。もし、本当にカンプ・ノウを去るなら、オールド・トラフォードに行くことを勧める」
 
 このC・ロナウドの助言に対して、サン紙は「マンチェスター・Uは過去に何度かネイマールの契約を迫ったが成功しなかった。仮に赤い悪魔が興味を示していても、今の段階で複雑かつ高価な契約を締結させるのは難しいだろう」と冷静に分析してもいる。
 
 しかし、ネイマールの移籍に関して明言を行なったのはC・ロナウドだけではない。
 
 バルセロナのチームメイトであるジェラール・ピケも、7月23日に2ショット写真付きで、「Se queda(彼は残るよ)」と、自身のインスタグラムを更新したのだ。
 
 はたして、ブラジルの至宝の決断やいかに。今後もその動向に注目だ。

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