テニス、ウィンブルドン選手権、男子シングルス1回戦。試合に臨むバーナード・トミック(2017年7月4日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】テニスウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)で「飽きた」ことを理由に無気力な試合をし、物議を醸したバーナード・トミック(Bernard Tomic、オーストラリア)が、今度はテニスは純粋にお金稼ぎのためにやっているだけで、愛着はまったくないと言い放った。

 母国のテレビ番組で、率直な態度でインタビューに応じた24歳のトミックは、自分の気まぐれなプレーがいやなら見に来なければいいと言い、「来るな。テレビで見ろよ。それならタダだろ」とコメントした。

 ウィンブルドンで精彩を欠く1回戦敗退に終わった後、「飽きた」と発言して1万5000ドル(約166万円)の罰金を科されたトミックは、自身について、完全に集中できるときと、やる気が出ないときの振れ幅が大きいと話した。

「テニスをやってきて、100パーセントを出したこともあれば、30パーセントだったこともある。だけどならせばキャリア全体で50パーセントくらいだ。本気を出さなくてもざっとこんなもんなんだから、自分でもすごいと思うよ」

 そして、上を目指す選手にアドバイスはと聞かれると、トミックの答えは素っ気なかった。

「テニスなんかやるな。好きなこと、やってて楽しいことをやれ。テニスは大変だ。つらいつらい人生だ。自分は抜け出せないから仕方なくやってるだけ。テニスの方が僕を選んだ。夢中になったことなんて一度もない。まあ、気に入ってはいるよ」

 物議を醸すウィンブルドン初戦敗退後の問題発言についても、撤回する様子はなかった。

「言った内容に後悔はない。いらつかせるために言ったんだから。僕の家は裕福じゃなかった。お金がなかった。それが今ではこんな豪邸に住んで、世界中に不動産を持っている。これが僕の選択だ。そのために働いてるんだ」

 過去には最高で17位まで上昇したランキングも、73位まで後退したトミック。罰金を科された後には、受け入れがたい振る舞いだという理由でラケットのスポンサー契約を打ち切られている。
【翻訳編集】AFPBB News