20日にAbemaTV(アベマTV)で放送された『芸能義塾大学』(毎週木曜20時〜21時)のテーマは「これさえ覚えればレポーターの仕事は怖くない 合格点レベルの撮れ高を掴む コミュニケーションテクニック」だ。同番組は、激しい競争の中を生き抜いた先輩芸能人が若手女性芸能人にその生き残り術を伝授する。この日の講師は、『王様のブランチ!』(TBS系)レポーター歴11年、アテンドしたゲストは500組以上という鈴木あきえ。生徒役は岡井千聖、岡田結美、小倉優香、内藤理沙、Niki、山田菜々の6人。

 鈴木はかつて人見知りだったというが、現在は克服し、様々な種類のゲストに楽しくロケをするような配慮ができるようになった。「今日の授業さえ聞いておけば、人見知りも克服できます。スタッフも演者も満足できるようになるかもしれないです!」と講義の意図を説明。鈴木はオーディションにより今の仕事を手に入れたが、今年10月、「ブランチ」は改編に伴いオーディションをする予定があるという裏事情が明かされた。

 さて、鈴木はいかにしてゲストとの会話を成立させているのか。「ロケ前に絶対やっておくべき鈴木メソッド」として「20通りの自己紹介文を持っておけ!」が提唱された。

「打ち解けなかった場合のロケって地獄です。その場合、自己紹介が大事なんです。『私はこんな人ですよ』を伝えることによって、ゲストさんに突っ込んでもらえたりするんです」(鈴木)

 実際に鈴木が使っている自己紹介文は「自称お茶の間のチアリーダー」「口と笑顔が大きい」「ビッグボイス」「A型魚座のロマンチスト」「うさぎどしの寂しがり屋」「私の別腹は無限」「昭和に滑り込んで生まれた」「げっ歯類系女子」「和製エクソシストができる」などがある。

 「口と笑顔が大きい」と事前に言っておけば、グルメロケで何かを食べる時、ゲストから「あきえちゃん、どれだけ口でかいねん!」と突っ込んでもらえ、映る尺が延びる。共演者との関係がよくなるだけでなく、お茶の間の人に自分が伝わるようになるのだ。

 この日の番組では、生徒役も自らの特徴をそれぞれ事前に提出していた。グラドルの小倉優香の場合、鈴木が気になったのが「M気質」だ。グラドルの場合、男性が顧客なだけに、男性がゾワっとするキーワードを使うと良いという。「この言葉をこんな美女が言うんだ……」と思ってもらえる。そして「組み合わせ」をすることも大切で、小倉には「ストイックなM気質です」というキーワードがいいのでは、と鈴木は提案。実際に小倉に言わせたところ、司会の大熊英司アナ(テレビ朝日)は大喜びだった。

 Nikiは関西弁のギャップを活かした自己紹介で、岡田結実は生真面目をアピールしたうえで、父・ますだおかだ岡田圭右のギャグを入れるのがいいと助言された。岡井千聖は、「好きなタイプが分からない」が気になるとし「好きなタイプが分からない、あなた色に染めてね! 岡井千聖です!」という自己紹介文が作られたものの、結局はスナックのママみたいになったと岡井自身は複雑な心境だった。

 そして、この日最も盛り上がったのが「小学生みたいな声だと思ったらオッサンみたいな声も出る山田菜々です」。元NMB48の山田は、高い声で知られているが、ドスの効いた低音でも喋れることが明らかに。これには鈴木も太鼓判。

「一つネタになりますね。ロケとかで、『菜々ちゃんどう?』と言われる時と、『おっさんバージョンの菜々ちゃんどう?』とネタになるかもしれないです」

 山田にとって一つのウリが誕生した瞬間だった。

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