大型補強のミラン監督 新戦力融合へ「100日間ほしい」と期限を設けて退路断つ

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ボヌッチ獲得に執念を見せたモンテッラ監督 強化部に「1日10回電話したんだ」

 ACミランは今夏の移籍市場で、ユベントスからイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチを獲得するなど大攻勢を仕掛けているが、チームを指揮するヴィンチェンツォ・モンテッラ監督にとっては念願の、信頼できるセンターバックの獲得だった模様だ。

 イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

 モンテッラ監督はボヌッチ獲得について、「ミラベリ(SD)に、1日10回電話したんだ。ボヌッチを取ってくれ、全てを懸けてでも、とね」と、強化部に対して強烈なリクエストを出したことを明かした。昨季のレギュラーであるDFガブリエル・パレッタは、シーズン中にリーグ戦で5回の退場処分を受けるなど不安定さが否めなかった。前任のサンプドリアやフィオレンティーナでは3バックも駆使した指揮官だが、人材不足で4バックに固定した。そうした不安定な状況からの脱却のため、絶対に必要な選手だったことを明かしている。

 中盤から前線にかけても補強が繰り返され、現状ではスタメン11人のうち7人か8人が新加入選手になると見込まれている。ボヌッチ獲得により、3バックにも着手すると現地メディアでは盛んに報じられている。UEFAヨーロッパリーグの予選が間もなく始まり、公式戦までの時間は十分ではなかった。

10月末までにチームを完成させると宣言

 そうしたなかでモンテッラ監督は、チームを軌道に乗せるまでのタイムリミットを自ら設定して退路を断っている。

「100日間ほしい。見守ってほしいんだ。チームはピッチで激しく戦っていく」

 10月末までには、新戦力が融合したチームを作ると宣言している。最後の仕上げとクラブが位置づけるストライカー獲得こそまだだが、新生ミランはモンテッラ監督の下でどのような変貌を見せるのか。今季の注目チームになったことは、間違いなさそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images