あなたは体力に自信があるほうかもしれません。ジムで定期的に体を鍛えているし、何キロでも走れるし、近所のスーパー程度ならダッシュで往復できる、と。でも、もしかして階段をのぼるのは苦手ではないでしょうか? ここではその理由を解明していきましょう。

米国ハワイ州オアフ島にある有名なココヘッド・トレイルを前にしたとき、筆者は恐れおののきました。ココヘッド・トレイルはもともと鉄道だった階段で、下に立つと永遠に続いているかのように見えます。歩くペースにもよりますが、踏み台昇降の昇りだけを20分〜30分行うようなものと思ってください。ココヘッド・トレイルでは、多くの人が頻繁に休憩しながら、自分の体力気力をどう使うかについて考えているようです。

息が切れるのはまったく正常なことです。どんなに素晴らしい体力の持ち主でさえ、階段では息が上がります。なぜなら階段はきついものだからです。ただ、歩くだけより動員する筋肉が多く、使う筋肉も異なります。そのため、階段をのぼり始めるとエネルギーが爆発的に必要となり、息が切れるのです。

ニューヨークを拠点に活動するパフォーマンスコーチJoe Holder氏は「TIME」の取材に対し、次のように説明しています。

(階段をのぼり始めると)あなたの体には急激な変化が起こります。休んでいる状態から動いている状態に素早く変わるわけですが、移行にかかる時間は10秒もありません。それによって酸欠状態に陥ってしまうのです。体は元の状態に戻ろうとしますが、それには少し時間がかかってしまうのです。

つまり、重力に逆らって階段をのぼるのに伴って息切れが起こり始めるのは、筋肉が必要とする酸素量が急に増えるからです。酸素と力の両方を必要とするため、どのタイミングで苦しくなるかについては、体力による個人差があります。つまり、ほかの人よりも早くギブアップする人がいるということです。

とはいえ嬉しいことに、ほかの活動と同じく体を鍛えれば、効率よく階段をのぼることができるようになります。「Greatist」にも書いてある通り、ランジ、スリットスクワット、リバースランジなど、下半身を強化するトレーニングがおすすめです。あるいはもっと簡単に、階段をのぼる機会を増やすのもいいでしょう。

Why Stairs Make You Short of Breath, Even If You're Fit | Lifehacker

Image: N U S A R A / Shutterstock.com

Source: TIME, Greatist

Reference: Karen Hong Photography via Lifehacker