By Marc Mueller

アメリカに本部を持つ電気工学・電子工学技術の学会「IEEE」による学会誌「IEEE Spectrum」が、プログラミング言語の人気ランキング「Top Programming Languages 2017」を発表しました。ランキングは10個の情報源から集められたデータを、12個のメトリックスで重み付けして割り出された独自のものとなっており、総合ランキングの他にも「急成長中の言語ランキング」や「就職の際に有利になりそうなプログラミング言語ランキング」などがあり、プログラマーは必見の内容となっています。

Interactive: The Top Programming Languages 2017 - IEEE Spectrum

http://spectrum.ieee.org/static/interactive-the-top-programming-languages-2017

ランキングに登場するプログラミング言語は、ウェブ開発用のものから組み込み型のものまでさまざま。「Language Rank」がランキングの順位を示しており、「Types」はプログラミング言語がウェブ・モバイル・エンタープライズ・組み込み、のどれに対応したものであるか、「Spectrum Ranking」はプログラミング言語ごとに100点満点中どのくらいのスコアであるか記しています。

「Language Types」に記されているアイコンは、左からウェブ・モバイル・エンタープライズ・組み込みを意味しています。



というわけで、IEEE Spectrumによる「Top Programming Languages 2017」は以下の通り。総合ランキングで1位となったのは「Python」で、2位の「C言語」と共にフルスコアを記録。以下、「Java」「C++」「C#」「R」「JavaScript」「PHP」「Go」「Swift」と続きます。Googleによるプログラミング言語の「Go」が9位、Appleのプログラミング言語である「Swift」が10位にランクインしており、トップ20に入っているプログラミング言語で組み込み型に対応しているものはわずか4つしかないという結果に。



さらに、総合ランキングの「IEEE Spectrum」の他に、「Trending(急成長中の言語ランキング)」「Jobs(従業員に求められる言語ランキング)」「Open(オープンソースとして人気の高い言語ランキング)」「Custom(プログラマーが自由にデザインできる言語ランキング)」という4つのカテゴリ別にランキングをチェックすることも可能。



急成長中の言語ランキングは以下の通り。1位はこちらも「Python」で、Appleの「Swift」が急上昇して5位にランクインしています。



従業員に求められる言語ランキング、つまりは就職の際に有利になりそうなプログラミング言語ランキングは以下の通り。ここでは1位が「Java」になっており、「Python」は3位に。Googleの「Go」は総合ランキングでは9位でしたが、こちらのランキングでは18位に急降下。



オープンソースとして人気の高い言語ランキングは以下の通り。ここでも1位は「Python」で、「HTML」が総合ランキングでは16位でしたが8位にジャンプアップ。



プログラマーが自由にデザインできる言語ランキングは以下の通り。ここでも1位が「Python」となっており、人気・実用性共にトップの言語であることがよくわかります。



なお、Top Programming Languages 2017を公開したIEEE Spectrumのページ上では、「Swiftがこの順位だなんて信じられない。Mac用の開発言語だぜ?」「SwiftはサーバーサイドのLinuxでも動作するよ」や「HTMLやSQLをプログラミング言語とするのはちょっとおかしくないか?」「僕はプログラミング言語は『コンピューターに指示を提供する言語』と考えているから、それほど気にならないけどね」など、プログラマー間でのやり取りも白熱しています。