骨伝導ヘッドホン「AfterShokz TREKZ TITANIUM」レビュー ヘッドホンなのに耳栓が付属する理由とは
Aftershokzの「AfterShokz TREKZ TITANIUM」は、骨伝導タイプのBluetoothヘッドホンです。耳を塞がない骨伝導タイプのヘッドホンですので、使用中でも外部環境からの音を聞くことができます。この記事では仕事中や移動しながらの使用において効果が見込めるかどうか、肝心の音質はどうか、などレビューをしました。

形状は、骨伝導タイプによく見られる耳掛けタイプです。振動ユニットが頬骨付近に接し、鼓膜を経由せずに内耳、聴覚神経に音を届けます。


メガネをかけていても装着に違和感はありません。また、フィット感を高めるためのパーツも同梱するので、自分にあった装着感を工夫できます。



また、帽子をかぶっていても装着に問題はありません。ネックバンド部が後頭部に沿って配置されるようにレイアウトされているので、つばの広い帽子をかぶっていても干渉しません。



 

特にユニークなのは、耳を塞がないタイプなのに「耳栓」が同梱されている点。あえて耳栓を装着することで、外音を遮断し、リスニングに集中するという使い方もできるということです。

 



右ユニットバンド下部にボリュームコントロールボタンがあり、左ユニットに再生停止などのコントロールボタンがあります。骨伝導ヘッドホンというと、音漏れが大きかったり音質がよくないというイメージが一般的ですが、この製品の場合は、適切な音量の範囲なら喫茶店で向かいの席くらいの距離でも音漏れを判別するのが難しいくらい。電車で隣り合わせで着席したような距離でも、停車中など静かな状況であれば聞こえるかな、というレベルです。

また音質に関しても、Bluetoothヘッドホンであること、骨伝導タイプであることを考慮すると充分なクオリティに感じられました。特定の音域だけ強調されて違和感があるということもなく、デスクワークしながら、移動しながら、などのながら聴きでは不満は感じませんでした。



もちろん耳を塞がないので、呼びかけた声などは聞き取れます。目の前の作業に集中するために音楽を聞くという人も多いかと思いますが、そのような場合でも耳が塞がっているので声をかけられても気づかない、ということは避けられます。また、自転車やジョギングなどのアクティビティをしながら使用するというシーンでも、完全に耳を塞がないので安全度は向上します。

楽しみながら仕事をする、ワークアウトをするというスタイルに、骨伝導ヘッドホンは一定の効果を発揮しそうです。

平成27年6月に改正された道路交通法においては、自転車に限らず自動車などの車両の運転に際して、安全な運転を妨げないことが課せられています。それを受けた各自治体の条例では、耳をふさぐイヤホンの使用そのものは規制していませんが、外音が聞こえるタイプの骨伝導ヘッドホンは安全な運転を妨げない工夫として有効であると言えます。(ただし、骨伝導ヘッドホンを装着した状態で事故を起こした場合、安全な運転を妨げる状態であったと判断される可能性が高いだろうとのことです)