今年も運行されている大井川鐵道「きかんしゃトーマス号」

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 今年も運行されている大井川鐵道「きかんしゃトーマス号」

 小さな子どもたちに大人気のキャラクター「きかんしゃトーマス」。そのトーマスの姿をした蒸気機関車が走るのが、大井川鐵道(静岡県)の大井川本線、新金谷駅‐千頭駅間です。2014年から走行している「きかんしゃトーマス号」に、2015年には「きかんしゃジェームス号」、2016年にはバスの「バーティー」も加わり、その存在は年々メジャーに。電車・列車好きの我が子と一度はその走る姿を生で見てみたい、乗ってみたいと思っている方もいるのではないでしょうか? このたび、筆者もトーマス好きの5歳の息子を連れてプレスツアーに参加してきましたので、きかんしゃトーマス号の魅力を2回に分けてリポートします。

 2017年は6月17日から運行が始まっているトーマス号。10月9日(月・祝)までの期間のうちのべ76日間(180便)運行されます。7月22日(土)から始まるジェームス号の運行は、8月28日(月)までの夏休み期間限定です。新金谷駅-千頭駅間の片道乗車料金は、大人3,000円、小人1,500円。片道はバスのバーティーに乗車し、残りの片道はトーマス号またはジェームス号に乗車するツアーもあります。詳細はこちら。 ▼大井川鐵道『Day out with Thomas 2017』について

 朝6時半に新宿を出発したプレスツアーのバスは、新金谷駅に10時前に到着。このツアーには他の小さな子たちも参加しており、早速、トーマスやジェームス、バーティーの姿を発見してテンションが上がります。

 千頭駅に向けて出発するための連結作業が終わった後には、「きかんしゃトーマス」の舞台となるソドー島の鉄道の重役さん、トップハム・ハット卿が登場し、地元の園児たちと交流、駅は賑わいを見せました。トーマス一色の車内に乗り込み、10時38分にきかんしゃトーマス号は千頭駅に向けて出発! 普段の昼食よりはだいぶ早い時間ですが、11時を過ぎたらお弁当タイム。ふたを開けるとトーマスが飛び出す「きかんしゃトーマス弁当」を食べ、テンションが上がります。

 車窓からは緑に包まれた景色の合間に、静岡県らしさを感じる茶畑や、大井川の河原などの眺めが広がりとてものどか。晴れた日は大井川の美しい水面の色にも注目してみてください。ふと気づくと線路に沿って走る道路に、バーティーらしき後姿が。この後、バーティーの姿が時折、遠くに近くに見えるのも楽しいものです。

 ところで、窓を開け放した夏の機関車に初めて乗った筆者は、トンネル通過時に黒い煙が入ってきてびっくり。ただでさえ夏日で汗だくの中、温風に包まれますが、これも非日常を味わえる貴重な体験です。

 約1時間15分の乗車時間も終わりに近づいてくると、名残惜しい気持ちになりますが、千頭駅では「トーマスフェア」という楽しいイベントが行われていました。転車台で方向を変えるトーマス号やジェームス号の様子が見られたり、ちょっとした乗り物体験などもできるトーマスフェアと、川根温泉の鉄橋を走るトーマス号の動画などを、後編でご紹介します。