スバル「WRX STI タイプRA NBRスペシャル」が、ニュルブルクリンクでセダン最速タイムを記録!

【ギャラリー】Subaru WRX STI Type RA NBR Special2


スバルがニュルブルクリンク最速セダンの称号を手に入れた。同社の(深呼吸して)「WRX STI タイプRA NBRスペシャル」が、このドイツの名高いサーキットで、6分57秒5という驚異的なラップ・タイムを記録したのだ。これはポルシェのハイパーカー「918スパイダー」のタイムにわずか0.5秒差まで迫る速さだ。
もちろん、このWRX STIは特別に製作されたレースカーであり、そのベースとなった市販車「WRX STIタイプRA」は親戚とはいえかなり遠縁だ。このタイプRA NBRスペシャルは、昨年マン島のタイムトライアルでスバル自身の記録を塗り替えたクルマのアップグレード・バージョンである。車両を製作したのは英国のプロドライブ社で、エンジンはラリー仕様の2.0リッター水平対向4気筒ターボを搭載。75mmのインテークと25psiに高めた過給圧により、その最高出力は8,500rpmで600馬力を超えるという。プロドライブはトップギアで8,500rpmまで回した時、速度が179mph(約288km/h)になるように計算してギア比を設定したという。トランスミッションも2ペダルの世界ラリー選手権用をベースに、油圧で作動するパドルシフトを加えたもの。シフトに要する時間はわずか20〜25/1,000秒だ。



エアロダイナミクスのパッケージは、昨年マン島を走った時のセットアップとは異なる。ハンドリングと最高速度の向上を狙って改良された。リア・ウイングは油圧と電動によって角度を変えることができ、直線では空気抵抗を減らし、コーナーやブレーキング時にはダウンフォースを増加させることが可能だ。これはドライバーがステアリング・ホイールに備わるスイッチで制御し、20/1,000秒で完全に可変が完了するという。その走りを支えるのは、4輪に装着された9インチのスリック・タイヤだ。

もちろんスバル・オブ・アメリカでは、このタイムアタックの様子をビデオに収めているという。その公開を楽しみに待ちながら、まずは先行して行われたテストの映像をご覧いただこう。


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By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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