『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)公式サイトより

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 真木よう子主演のフジテレビ系連続ドラマ『セシルのもくろみ』(木曜午後10時〜)第2話が、7月20日に放送され、視聴率4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。早くも“打ち切りライン”といわれる5%割れを叩き出してしまった。初回の5.1%から、さらに0.6ポイント数字を落とし、お先真っ暗の状況だが……。

 同ドラマは、ひょんなことから、ファッション雑誌の読者モデルにスカウトされた主婦・宮地奈央(真木)が、初めての世界に戸惑いを感じながらも「負けたくない」との一心で、一流のモデルを目指し奮闘していく姿を描いた作品。

 初回もネット上での評判は散々だったが、第2話の放送終了時も、「真木の役柄は下品で辟易する。せっかく素敵なキャストを集めているのに残念」「奈央が垢抜けていくプロセスを見せたいんだろうけど、さすがにガサツすぎ」「真木は、元ヤンっぽい役がヘタなのか、そもそも合ってないのか、とにかくひどい。彼女はクールな役はできるけど、コメディには向かないのでは?」といった調子で依然ボロボロ。

 それでも、まだ批判が出るということは、文句を言いながらも見ている視聴者がいる証し。それらの視聴者が離脱してしまったら、それこそ視聴率は壊滅的になるだろう。

 2015年以降、フジのプライム帯の連ドラで、全話平均視聴率が5%に届かなかったのは、同年4月期の稲森いずみ&AKB48・渡辺麻友主演『戦う!書店ガール』(4.8%)、同年7月期のEXILE・AKIRA主演『HEAT』(4.1%)、昨年4月期の芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックス主演『OUR HOUSE』(4.5%)、今年1月期の小雪主演『大貧乏』(4.9%)の4作。確かに、フジ「木10」ドラマは低視聴率が続いており、“爆死枠”と呼ばれてはいるが、それでも平均視聴率が5%を割ったことはないだけに、『セシルのもくろみ』の低調ぶりは特筆モノだ。

 この調子でいくと、同ドラマは、『HEAT』の記録更新どころか、今世紀に放送されたプライム帯の民放連ドラ(テレビ東京系は除く)の中で、平均視聴率がワーストとなった川口春奈主演『夫のカノジョ』(13年10月期/TBS系)の3.9%をも更新しかねない情勢となってきた。

 真木は第3話について、「次回は女性演出家に変わるのでまた更に濃い内容になります!」(原文ママ、以下同)とTwitterで告知しており、バッシングされている状況についても「何発打たれてもどんな重いのを食らっても、何度でも血を流しながらも立ち上がり、立ち向かっていく。その姿勢は格好いいです。たとえ負けても格好いいんです。私はそうゆう人間になりたい。(いや、勿論余裕で勝つ気でいますけどね!笑)」ともツイートしているが、その言葉通り、このまま、負けっ放しで終わらないことを願いたい。
(田中七男)