AKBじゃんけん大会、今年はユニットで!?

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 毎年恒例となっているAKBのじゃんけん大会、今年は「ユニットじゃんけん大会」と銘打って、メンバーたちが任意にユニットを作り、優勝グループにメジャーデビューという形になった。23日に行われた幕張メッセでの「AKB48グループゆかた祭り」で、このことが発表されると、会場はもちろん、ネットでも、久しぶりに明るい話題に湧いている。

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 これまで、シングル曲選抜、さらには個人デビューなど、AKBのイベントとしては珍しく、様々な試行錯誤をしながら盛り上がってきたじゃんけん大会だが、今回のユニット企画はファンの反応を見る限り“当たり”のようだ。

 かつては「渡り廊下走り隊」「ノースリーブス」「Not yet」「DIVA」といったユニットが生まれ、盛り上がっていたAKBだが、ここ最近は、グループ内で小さなユニットはあっても、前述したユニットのような活動はしていないだけに、新鮮でもあるのだろう。

 今挙げたユニットは、所属事務所毎に結成されていたのだが、今回は関係なく、別々の事務所でも本人同士が組みたいといえば結成できるようで、グループの枠を超えたユニットの結成も期待できる。また、どうしてもソロで出たいというメンバーの為に、ソロでエントリーすることもできるようだ。

 元々、このじゃんけん選抜は、どうしても固定されがちな選抜メンバーを一変させ、なかなか陽の当たらないメンバーがチャンスをつかむ機会として創設されている。

 2010年9月に行われた第1回のじゃんけん大会では、無名の存在だった内田眞由美が優勝したが、それと並行し、メイキング映像として会場入りから最後まで、出場メンバー全員に1人1台つつカメラが張り付き、楽屋や控室でのプライベートの様子をあますところなく撮影、すべてのメンバーに陽が当たるように配慮されていた。

 そのため、優勝した内田をはじめ、いまだにAKBの名言として名高い「武道館に申し訳ない」という石田晴香のロックな発言(アーティストにとって聖地ともいえる武道館で“じゃんけん大会”をすることへの違和感を表現したものと受け止められ、ファンからはバッシングされたが、他の音楽関係者からは好意的に受け止められた)や、選抜未経験だった田名部未来の号泣、「やべーよー」を連呼する仲川遥香の無邪気さなども一気に知れ渡り、AKB人気の底上げに大きな役割を果たしたイベントなのである。

 その後、選抜メンバーの優勝が続き、八百長疑惑などもささやかれ、ソロデビューやら、ユニットデビューといった試行錯誤期に入ってしまうわけだが、久しぶりに新しい風を吹かせることが期待できそうだ。