駐車場への設置イメージ(写真: NTTドコモの発表資料より)

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 NTTドコモは21日、空き駐車場を確保したいドライバーと、手軽に駐車場を開設して集客したい駐車場事業者をつなぐ「docomoスマートパーキングシステム」の提供を開始した。小規模な土地などを駐車場として活用でき、都心部の駐車場不足解消につなげる。

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 同システムは、車の入出庫を感知するIoT機器「スマートパーキングセンサー」、センサーとサーバーをつなぐ「ゲートウェイ」、クラウド上の「駐車場管理サーバー」、ドライバーが駐車場利用時に使用するアプリ「Smart Parking peasy」の4つから構成されている。

 IoTを活用し低コストで容易に設備を整えられるため、これまで時間貸し駐車場として活用の難しかった狭い土地や大通りに面していない土地、月極駐車場として運営されていた土地を駐車場として運営できる。これにより、従来のような集客に適した広い土地の駐車場ではない、小規模駐車場の増加が見込める。

 駐車場運営に必要なコンタクトセンターや駐車場の保守サービスなどは、提携先であるプレステ―ジ・インターナショナルが提供するため、駐車場事業者は用地の開拓や駐車場料金の設計などの事業運営に専念することができる。現時点で同システムを採用している事業者5社で、東京23区を中心とした15カ所の駐車場に導入されている。順次利用できる駐車場は追加される予定だ。

 駐車場を利用したいドライバーは、専用のアプリ「Smart Parking peasy」によって、目的地付近の空き駐車場を探すことができる。またアプリからクレジットカード情報を登録することにより、料金精算用の現金を準備する必要がなく、スムーズに駐車場を利用できる。7月21日から9月30日までの期間は「Peasyなら都内の駐車場、今だけ全部無料!キャンペーン」を行い、駐車場を無料で利用できる。

 NTTドコモは2020年3月までに5,000カ所程度の駐車場への導入を目指すという。