自撮りミスで滝から転落? 英俳優を3日後発見

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先週、タイを訪れていた英俳優のポール・ニコルズ(38歳)は、ジャングルの滝から転落し、足を強打して3日間そこから動けなくなった経験から、「今生きていて幸運だ」と話している。

映画「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」にも出演しているポールだが、タイのサムイ島にあるクンシの滝つぼで地元の人によって発見された際、意識朦朧の低体温症で深刻な状態だったという。

痛んだ膝を完全に再生させる必要もあったポールはザ・サン紙にこう語っている。

「生きていて幸運だよ。転落した時、携帯電話を持っていたんだけど、すごい高さからだったから失くしてしまったよ」
「発見されるまでとても時間がかかったんだ。大袈裟でなく、良い状況とは言えなかったね。問題なのは自分の位置がわからないってことじゃなく、そこから動けないっていうことだった」
「足は骨折していたし、いわゆる膝小僧が損傷してしまったから、完全な再生が必要なんだ」

動けない間、何も食べずに3日間を過ごしたポールだったが、運よく近くの村に住む地元民が滝まで行くためにポールがレンタルしたバイクをジャングルで見つけたため、発見されたという。

その後、2時間を費やし近くのサムイ国際病院に到着したポールだが、そこでの入院と治療に一晩1万3000ポンド(約190万円)、治すのには合計9万ポンド(約1300万円)かかると告げられ、別の病院に搬送されることとなったそうだ。

ポールと親しいある関係者は同紙にこう明かしている。

「撮影の合間だったため、ポールはその滝に一人で行っていました」
「手術が必要ですが、タイですると9万ポンド(約1300万円)かかるのです」
「英国大使館はポールをイギリスに呼び戻すことを望んでいます。まずはタイ本島のきちんとした病院にポールを移動させて、それからイギリスに帰国させるか、現地で手術を行うのか決めるようですね」

ポールがなぜ転落したのかについては明らかにされていないが、地元の情報筋によると、自撮りしようとしていた可能性があるとしている。