最近、中国のネット上で、パンダが主役のちょっと動く画像・シネマグラフが話題を集めている。

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最近、中国のネット上で、パンダが主役のちょっと動く画像・シネマグラフが話題を集めている。おもしろいのは、それらのシネマグラフが中国や海外の名画・名作映画のワンシーンを元ネタにし、登場人物をパンダに変えている点だ。パンダのあどけなさが名画の雰囲気を和やかなものにし、ネットユーザーを思わずにっこりと笑顔にしてくれている。ユニークなこの作品の作者は深センのイラストレーター・阿龍さんだ。揚子晩報が伝えた。

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まず、ネット上で大きな話題となったのは「中国風」のパンダシネマグラフだ。

例えば、中国ではお馴染みの唐の時代の美人画「簪花仕女図」を元ネタにした「簪花パンダ図」を見ると、白くて丸々とした大きな顔に、目の周りが黒いパンダが頭に大きな牡丹の花を乗せ、何かをゆっくり振っている。また、中国の名画「韓熙載夜宴図」を元ネタにした「パンダ夜宴図」を見ると、パンダ4頭が描かれ、そのうちの2頭が扇子を振っている。その色使いや構図は元ネタの作品にそっくりだ。

「パンダ反弾琵琶図」を見た、多くのネットユーザーは思わずクスッと笑っている。かわいいパンダは「白と黒」がそのトレードマークだが、同画像では「天女」に変身し、カラフルな衣装を身にまとっている。それを見た多くのネットユーザーは、「ついにカラフルなパンダが登場した」と声を寄せている。また、ネットユーザーからは、「パンダはとても太っている。大人のパンダなら体重が100キロくらいあるのに、その状態で飛べるの?それに、琵琶を背中に置いて弾く時、あんなに短い手で届くの?」と、爆笑のコメントも寄せられている。

実際には、阿龍さんは、中国風のパンダシネマグラフを制作する前に、パンダを世界的名画とコラボさせていた。例えば、「真珠の耳飾りのパンダ」の元ネタは「真珠の耳飾りの少女」。パンダ版「最後の晩餐」もシネマグラフで、テーブルを囲む12頭のパンダは皆違う表情になっており、よく見ると、どのパンダの表情も特徴的だ。

阿龍さんは、「私はパンダが大好きで、大ファン。そのため、自分の作品の中にパンダを登場させたいと思った。このかわいいパンダの作品がネットユーザーの注目をこんなに集めるとは思わなかった。この作品を作るのもそれほど簡単ではなく、簡単なものでも3時間はかかる。パンダの数が多く、複雑な作品なら丸1日はかかる。でも、絵を描くというのは自分の好きな事だから、作っている時はとても楽しい」とし、シネマグラフにした理由について、「私の大学の専門はアニメだった。無邪気なパンダをちょっと動くスタイルにすると、もっと生き生きとした作品になるだろうと思った」と説明した。

そして、「パンダシネマグラフシリーズのうち、名画を元ネタにした作品が現在約20作品あり、映画を元ネタにした作品が9作品ある。今後も作り続けて、全部で100作品以上にしたい」と目標を語った。(提供/人民網日本語版・編集KN)