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【8cmシングルPLAY BACK】

通常の12cm CDより小さく、短冊状のケースに収められた8cm CDは1990年代のCDシングルのメインストリームでした。そんな8cmシングルを、CDにとっての“記念日”にプレイバック。8cmシングルが姿を消した今でも再生・取り込みができる最新のCDプレイヤーやドライブとともに紹介します。

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THE YELLOW MONKEY『BURN』について



ロックバンド・THE YELLOW MONKEY(以下イエモン)の13作目となるシングル。1997年当時のイエモンは飛ぶ鳥を落とす勢いのヒットメーカーで、1月発売の6thアルバム『SICKS』は売上約80万枚(オリコン週間チャート1位)、4月発売の12thシングル『LOVE LOVE SHOW』は約50万枚(週間チャート4位)を記録。そうして世間の認知、バンドと楽曲の充実度がピークのときリリースされたのが『BURN』でした。結果、現在でも代表作として知られる『JAM』を上回る90万枚以上のセールス(週間チャート最高2位)を残し、イエモン史上最大のヒット曲に。

表題曲はイエモン初の本格的なテレビドラマタイアップ(TBS系ドラマ『職員室』。浅野温子さん主演)に起用。同曲についてボーカルの吉井和哉さんは、のちの著書『失われた愛を求めて』(ロッキング・オン刊)で「(当時の奥さんと)夫婦喧嘩のあとに台所で作った」「思い出※は“おもいでぃ”って歌おう」「東京ドームスケールの曲が、台所のまな板感で作られた」と述懐しています。

※サビの歌詞で特徴的な「やわらかな思い出はあそこにしまって」というフレーズ。

また、本作リリースの直後には第1回「フジロックフェスティバル」が開催され(現在の苗場スキー場ではなく、第1回はその名の通り富士山のふもとで行われた)、初日の7月26日にはイエモンも出演。しかし当日は会場を横殴りの暴風雨が襲い、2日目(7月27日)は中止を余儀なくされるほどの悪天候に。この“第1回フジロック”の壮絶ぶりは現在に至るまで音楽ファンの間で語り草となりました。

2004年には解散していたイエモンですが、昨年に12年ぶり再結成。今年はメジャーデビュー25周年を記念したベストアルバム『THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST』をリリースし、全曲新録音による本作には「BURN」も20年ぶり再レコーディングで収録されています。


ジャケット(表面)


ジャケット(裏面)

本作の発売日は1997年7月24日、価格は税込1020円。当時のレーベルはファンハウス。

収録トラック

1. BURN(作詞・作曲:吉井和哉 編曲:THE YELLOW MONKEY)

2. LOVE LOVE SHOW (English Version)(作詞・作曲:吉井和哉 英詞:吉井和哉、鮎貝 健 編曲:THE YELLOW MONKEY)

3. BURN (Instrumental)

(総収録時間:15分23秒)

最新CDプレイヤーで8cmシングルを聴こう!:ソニー『CFD-S401』



通常の12cm CDより小さい8cmシングルは、スロットイン式や縦置き型のCDプレイヤー・ドライブの一部では再生や取り込みができません。ここでは、8cmシングルの楽曲を再生できる最新のCDプレイヤーやドライブを紹介します。

 



『CFD-S401』はCD、ラジオ、カセットテープに対応したソニーのCDラジカセ最新モデル。CDやラジオをカセットテープに録音することができ、ラジオは比較的珍しいタイマー録音にも対応しています。バックライト付きの大きな液晶画面、AM放送の番組がFMでクリアに受信できる「ワイドFM」、古くささを感じさせないデザインなど、“2017年型”らしさも多い一台。本体カラーはブラック・ホワイト・ベージュの3色が用意されています。



文/柳 雄大

関連サイト



THE YELLOW MONKEY オフィシャルサイト

ソニー『CFD-S401』製品情報