ケヴィン=プリンス・ボアテング【写真:ツイッターより】

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 スペイン1部のラス・パルマスに所属する元ガーナ代表MFケヴィン=プリンス・ボアテングは、試合中に倒れて脳に障害を負ったアヤックスのU-21オランダ代表MFアブデラク・ヌリへのサポートの思いを表すシャツを1年間着用することを明らかにした。

 ヌリは今月8日に行われたブレーメンとの親善試合の最中に心臓発作で倒れ、病院へ搬送された。命には別状がないことがすぐに発表されたが、その後の検査により脳に重大な障害を負ったことが判明したとして、「完全回復する可能性はゼロである」との見通しが明らかにされている。

 ファンや選手などサッカー界からヌリへの支援のメッセージが集まる中、ボアテングもその思いを行動で表すことを発表した。「このシャツをシーズン中ずっとユニフォームの下に着ることを決めた」とツイッターで投稿し、ヌリの背番号である「34」や「君のために祈る」というメッセージの記されたシャツを掲げている。

 過去にトッテナムやミラン、シャルケなどでプレーしたボアテングは、昨夏からラス・パルマスに加入して二桁得点の10点を挙げるなど活躍を見せた。ヌリとは直接の接点があるわけではないが、悲劇に見舞われた若い選手への思いを抱いて新たなシーズンを戦うことになる。

text by 編集部