子育ては国の文化によってさまざまな違いがあり、中国のポータルサイト・網易は20日に掲載したコラムで日本と中国、米国の子育ての違いを紹介した。写真は中国。

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子育ては国の文化によってさまざまな違いがあり、中国のポータルサイト・網易は20日に掲載したコラムで日本と中国、米国の子育ての違いを紹介した。コラムでは、3カ国の文化や習慣を踏まえ、同じ立場で3カ国の母親がどのような行動を取るのか、その特徴を表す例を示している。

■出産数週間後の母親の行動の違い

米国なら幼い我が子をベビーシッターに預け、友人のパーティーに参加することも珍しくはない。日本だと、子どもを連れてデパートに出掛けたりする。一方の中国の母親は、ベッドに横たわり友人に「もう!いつ髪洗えるの?」と愚痴をこぼしていることだろう(中国では「坐月子」という習慣があり、出産直後の女性は母体の回復を最優先とし、体が冷えないよう産後しばらくは「外出」「入浴」「冷たい飲食物」を控えることがある)。

■赤ちゃんが泣いたら?

米国ではベビーベッドを使い幼い我が子を1人にするのが一般的。仮に子どもが泣いたら様子を見に行くが、問題がなければその場から離れ再び1人にする。子どもはそのうち無意味に泣くことがなくなり自分で遊びだすだろう。

日本でもベビーベッドを使う人はいるが、子どもが泣くとすぐにあやし、おんぶしながら家事をする人も少なくない。そして子どもは母親の背中が安心できる場所だと認識し、ベビーベッドは無用の長物と化してしまう。

中国はどうだろうか?祖父母と一緒に住んでいる場合、母親が動き出す前に祖父母が赤ちゃんを抱っこし、泣いている原因を家族で必死に探すだろう。

■子どもが靴を左右逆にはいたら?

米国の親なら子どもが自分で気が付くまでそっとしておき、日本は左右を間違えないように靴のイラストを描いてあげるかもしれない。中国だと大人が正しく履き直させる人が多い。

■子どもがちゃんとご飯を食べない

米国なら食事抜きにする強硬手段を取り、日本なら子どもが食べやすいように調理したり栄養が不足しないようなレシピを必死に考えるだろう。中国は家族総出で子どもの気を引きどうにか食べさせる。さらに、栄養が不足しないよう健康食品を買い込み、必死に補おうとする。

中国の育児では、祖父母が大きな壁になることもある。古い考えや習慣に手こずる母親も少なくない。子育てにおいて完璧を求めるのは必ずしも正解とは言えない。子どもに自分で考えさせる余裕を持たせるのも手段の1つである。国によって子育ての方法はさまざま。他国の子育て法が必ずしも自身に適しているとは言えないが、少なくとも参考にはなるはずだ。(翻訳・編集/内山)