欅坂46初めての野外コンサートとなる、「欅共和国 2017」が7月22日、23日、山梨県・富士急ハイランドのコニファーフォレストで開催された。

このコンサートは彼女らの1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』のリリースを記念して行われたもの。両日で2万5千人が詰めかけた。2日目は生憎の曇り空となったが、富士山麓の爽やかな風が吹き抜ける野外でのステージに、集まったファンのテンションは開演前から最高潮に。

初っ端から『サイレントマジョリティー』『世界には愛しかない』『二人セゾン』とメガヒットシングルをお見舞い。夏の野外らしい、水の演出で、前列のファンはずぶ濡れ。副リーダー守屋茜は「私の一番嫌いな言葉はなんでしょう?敗北です。誰にも負けたくないんです、欅坂のライブがこの夏一番って言われいんです!協力してくれますかあ!」と煽ると、志田愛佳も「濡れても汚れても盛り上がって行きましょう!!」とさらに煽る。『青空が違う』のあとの『僕たちの戦争』では、メンバーがウオーターガンや、放水ホースで客席に水攻撃し、会場はヒートアップ。その熱い空気を切り裂くようなバイクの爆音が。平手友梨奈が真っ赤なスーツ姿で箱乗りで入場。そのキリリとした表情にファンも息を呑み、『渋谷からPARCOが消えた日』を飄々と歌い上げ、颯爽と去って行った。

続いてはけやき坂46(ひらがなけやき)が登場。『ひらがなけやき』をキュートに歌い、佐々木久美が「こんな自然の真っただ中で歌うことができるなんて憧れでした。こちらから富士山も見えるんですよー」ハイテンションだったが、「この素晴らしい自然を嫌いと言うメンバーがいるんですよ。齊藤京子ちゃん。」と齊藤を指名。「いや、虫が苦手で草むらの入り方が分からないんです。」と理由を告白。さらに佐々木は「こんな自然のなかで、ぜひ山彦をやってみたいんです!」と「ひらがなけやき最高!!」と叫ぶと、ファンがレスポンス。佐々木は満足そうにうなずき、普段声が低くておなじみの齋藤にも進める。齊藤は「高い声でいきまーす」と叫ぶも、「あんまり変わってないね」とメンバーは不満そうだった。けやき坂46はもう1曲『僕たちは付き合っている』を披露した。

欅坂46が再登場し、彼女らの真骨頂ともいえる『大人は信じてくれない』『エキセントリック』を熱唱。佐藤詩織と小池美波のMCのあと、長濱ねるのソロ曲『まった会ってください』、欅坂46のナンバー『制服と太陽』、平手&長濱の『微笑みが悲しい』、志田、菅井友香、守屋、渡辺梨加、渡邉理佐のユニット”青空とMARRY”の『割れたスマホ』、さらに『語るなら未来を』、ひらがなけやきの『誰よりも高く跳べ!』、”サイマジョ”の収録曲で人気の『手を繋いで帰ろうか』までノンストップで畳み掛け、花火が夕闇の空に打ちあがり熱狂の本編は終了。

アンコールでは坂道AKBの『誰のことを一番 愛してる?』を欅坂46バージョンで披露、最新シングルの『不協和音』で会場はサイリウムが乱舞し、熱気はさらに上昇。ひらがなけやきの「晴れ女、雨女対決」トークのあと漢字欅坂も揃い、ライブ終盤で大いに盛り上がる感動の1曲『W-KEYAKIZAKAの詩』をメンバーとファンが大合唱。すっかり暗くなった会場に”絆”の緑のサイリウムが揺れ、幻想的な景色となった。

このままでは終われないファンはさらにアンコール。ダブルアンコールに応えたメンバーは最後に『危なっかしい計画』を披露、初めての野外を堂々とパフォーマンス。この勢いで8月5日、6日、11日、12日開催の日本最大のロックフェス「ROCKIN JAPAN FESTIVAL 2017」、 8月19日、20日の「SUMMER SONIC 2017」出演とフェスモードに突入。どんな進化を見せてくれるのか?欅坂46、2年目の夏に大いに期待したい。