生産終了を控えたダッジ「ヴァイパー」、ファンの熱意によってニュルブルクリンク量産車最速タイム更新に挑む!

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間もなく生産終了が決まっている現行型ダッジ「ヴァイパー」は、これまでニュルブルクリンクのラップ・タイム更新に挑む晴れがましい機会に恵まれなかった。先代型のヴァイパーは、2008年に7分22秒1、そして2011年には7分12秒13という、いずれも当時の量産車最速ラップを記録している。

しかし、現行型の「ヴァイパー ACR」では、これまで記録更新に挑戦したことはなく、8月にはその生産も終了してしまうため、一部のヴァイパー・ファンは今年1月から寄付金集めを開始し、ACRによるニュルブルクリンク挑戦のラスト・チャンスを実現しようとしている。現在、このチームはドイツで挑戦に向けた準備を整えているところだ。
彼らが準備段階まで漕ぎ着けることができのたは、クラウド・ファンディング『GoFundMe』を通じて出資した多くのファンと、米国ミシガン州のデザイン・プロトタイプ製作会社Prefix、そしてクムホタイヤUSAというスポンサーが支援したお陰だ。

今回の挑戦に使用する2台のヴァイパーは、最終モデルに設定された特別仕様車の1つ「ACR GTS-R コメモラティブ・エディション」。20年ほど前にレースで活躍した「ヴァイパー GTS-R」と同じ白地に青のストライプというカラーリングは、サーキットによく似合う。これらの車両はヴァイパーの最大手ディーラーであるViperExchangeとBJ Motorsが提供したもので、クムホ「エクスタ V720」タイヤを装着している。

このグループのFacebookによると、チームは7月19日の水曜日から現地で練習走行を開始。21日に投稿された動画では、これまで唯一の機械的トラブルとしてオーバーヒートが発生したことが報告されているが、新しいサーモスタットに交換したことで解決したようだ。2台のクルマは、サスペンションに硬めと柔らかめという異なるセットアップで練習走行を行っているが、必要に応じて調整を施し、記録に挑戦する際にはどちらも同じセッティングになる予定だという。

ニュルブルクリンク北コースで文句なしの記録を打ち立てるには、電動ハイパーカー「NIO EP9」による6分45秒09を上回らなければならない。そのすぐ後にはラディカル「SR8-LM」の6分48秒という記録がある。このクルマは法規上では公道走行も可能だが実体は完全なレーシングカーだ。しかし、ヴァイパー・チームが本当に破りたいのは、ランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」が記録した量産車最速の6分52秒01というタイムだろう。同チームによる記録挑戦の進捗状況はFacebookで確認できる。



By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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