身にこたえる暑さが続き、「いゃあ、今日も暑いですね〜」の一言が、あいさつ代わりになっている方も多いことでしょう。そうした方に、ひんやりとした“涼感”をお届けするため、今回から2回に分けてレジャースポット「鍾乳洞」をご紹介します。
第1回目は岩手県の「龍泉洞」、福島県の「あぶくま洞」、群馬県の「不二洞」、東京都の「日原鍾乳洞」です。陽光照りつける海や山のレジャーも魅力的ですが、涼しさだけではない悠久の時が形成した神秘的な鍾乳洞に足を運び、非日常的な世界を体験してみませんか?

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龍泉洞 ドラゴンブルーの地底湖


日本三大鍾乳洞の一つ「龍泉洞」(岩手県岩泉町)

日本三大鍾乳洞の一つで、洞内に棲むコウモリとともに国の天然記念物に指定されている「龍泉洞」。昨年8月に発生した台風による豪雨で浸水被害に遭い、閉鎖していましたが、今年3月から約7ヵ月ぶりに町のシンボルである「龍泉洞」が復活! 世界有数の透明度を誇り、以前と変わらぬ美しさ青い地底湖の深さ、神秘的なドラゴンブルーは必見です! 洞内の気温は年間を通じて10度前後と寒いので、薄手の上着をお忘れなく!
龍泉洞
●所在地:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1
●電話:0194-22-2566
●アクセス:JRバス東北「盛岡駅東口」から「龍泉洞前」下車(2時間20分・1日4往復)
●営業時間:8:30〜18:00(5月〜9月)、8:30〜17:00(10月〜4月)
●料金:高校生以上1000円、小中学生500円
※詳細は公式HPをご確認ください

世界有数の透明度を誇る青い地底湖を擁する「龍泉洞」


東洋一とも言われる「あぶくま洞」(福島県田村市)

全長600メートルの洞内に、約8000万年(!)の歳月をかけてつくられた、種類と数の多さでは東洋一とも言われる鍾乳洞が続く「あぶくま洞」。メインスポットは、公開部分最上層にある高さ29メートルを誇る洞内最大の「滝根御殿」。さまざまな形の鍾乳石が観察できます。最後を飾る「月の世界」は、舞台演出用の調光システムを導入し、幻想的なラストシーンを盛り上げます! これは見逃せませんね。
あぶくま洞
●所在地:福島県田村市滝根町菅谷字東釜山1
●電話:0247-78-2125
●アクセス:JR常磐線「いわき駅」から磐越東線へ乗り換え、「神俣駅」下車タクシーで約5分
●営業時間:8:30〜17:30(9月30日まで) ※時期により異なります
●料金:高校生以上1200円、中学生800円、小学生600円
※詳細は公式HPをご確認ください

あぶくま洞の滝根御殿


関東一の長さを誇る「不二洞」(群馬県多野郡)

今から約1200年前、このエリアに棲みついていた猿の群れに村人が近づいた際、偶然発見された「不二洞」。驚くべきは、標高700メートル、全長約2.2キロメートルと関東一の長さを誇る点! 約120メートルの人工トンネルを抜けて入洞すると、約40メートルの縦穴、空穴に設置された螺旋階段があり、その階段を上り横穴型の主洞へと進みます。洞内は一年を通じて11度と涼しいので、夏バテ気味の人にとっては最高の避暑地になるかも!
不二洞
●所在地:群馬県多野郡上野村川和665
●電話:0274-59-2146
●アクセス:JR高崎線「新町駅」から日本中央バスで約2時間、「上野村」下車徒歩約50分
●営業時間:9:00〜16:30 ※時期により異なります
●料金:高校生以上800円、小中学生500円
※詳細は公式HPをご確認ください

鍾乳石  ※写真はイメージ


都心からも日帰りで行ける「日原鍾乳洞」(東京都西多摩郡)

「ええっ? 東京にこんな鍾乳洞があったの?」と初めて訪れる人は誰しも驚く「日原鍾乳洞」は、東京都の天然記念物に指定された観光名所です。神秘的な地下空間には旧洞と新洞があり、自然の水滴の反響音を楽しめる「水琴窟」や新洞では、無数の鍾乳石や石筍を見ることができます。都心からも日帰りで行ける奥多摩に位置する利便性から、多くの人が訪れる人気レジャースポットなのですが、特に今は夏休み期間中なので混雑は必至。さらに、日原鍾乳洞までの道は狭く混むため、土日や祝日にマイカーでお出かけするなら、午前中の早い時間がオススメ!(臨時の駐車場も台数に限りがあるため、可能であれば公共機関を利用しましょう)。
日原鍾乳洞
●所在地:東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
●電話:0428-83-8491
●アクセス:【平日】JR青梅線「奥多摩駅」から西東京バスで35分、日原鍾乳洞行き終点下車徒歩5分 【休日】東日原行き終点下車徒歩25分
●営業時間:8:00〜17:00(4月1日〜11月30日)、8:30〜16:30(12月1日〜3月31日)
●料金:高校生以上700円、中学生500円、小学生400円
※詳細は公式HPをご確認ください