水中ロボットで撮影した東京電力福島第1原子力発電所3号機の内部。国際廃炉研究開発機構(IRID)提供。(2017年7月22日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の3号機を水中ロボットで3日間調査した結果、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)とみられる溶岩のような塊が見つかった。東京電力が22日、発表した。

 2011年の東日本大震災の際に事故を起こした福島第1原発で燃料デブリとみられる塊や堆積物が見つかったのは3号機が初めてだという。

 東京電力の広報担当者は、その塊は、原子炉から溶け落ちた核燃料と溶解した金属が混ざって固まったものである可能性が高いと語り、同社はさらなる画像解析を計画していると付け加えた。

 22日に終了した3日間の調査では遠隔操作のできる直径約13センチ、全長約30センチの水中ロボットが使われた。

 燃料デブリの位置の確認は、数十年かかるとされる廃炉過程におけるカギとなる。

 日本政府は昨年12月、補償、廃炉、除染を含む福島第1原発の事故処理の費用は21兆5000億円に達するとの試算を発表した。高い放射線量のため作業に時間がかかるため、すべてを終えるには少なくとも40年かかるとされている。
【翻訳編集】AFPBB News