国会図書館なぜ地下8階?

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国会図書館は、18歳以上ならば誰でも利用可能な施設です。本や雑誌などが多く所蔵されており、なかには国会図書館でしかお目にかかれないレア資料もあります。そんな国会図書館は、多くの書庫を抱えています。中でも、新館は地下8階まであることで知られています。なぜ、これほど深い場所にあるのでしょうか。

本の保存に適している

国会図書館が地下深くに書庫を設置している理由は、本の保存に適しているためです。地価空間は、摂氏22度、湿度55%に保たれています。この環境を保つのに地下空間は、条件が良いのです。これらの空間は、大規模な防水工事がほどこされていますので、外部からの影響も受けません。さらに念には念を入れて、これらの書庫にはトイレがありません。万が一、配管設備が破損して資料が水浸しになってしまうことがないように設計されているのです。

ずっと残ることが一番

国会図書館の使命は資料を収集し、広く公開することはもちろんですが、それを後世に残してゆくことにあります。そのため、何十年とならず、何百年と資料が残り続けてゆくための設備が設計されているのです。まさに完璧な設備であるといえるでしょう。ただし、膨大な出版点数に対して、本を保存する書庫が足りない問題に直面しています。これは、大きな問題であるといえるでしょう。