氣志團、キノコホテルらアーティストがコメント寄せる

老舗ライブハウス・新宿JAMが、ビルの取り壊しにより12月31日をもって閉店することを発表した。

新宿JAM Twitter

筋肉少女帯やスピッツ、BUCK-TICK、ギターウルフ、氣志團、キノコホテルなど、多くのロックバンドやアーティストが出演してきた同店。ネットでは閉店を惜しむ声が多数上がっている。

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過去に出演したアーティストたちも続々と思い出をツイートしており、氣志團の綾小路翔は「新宿JAM閉店の報せ。我々氣志團にとって数少ないホームと言えるライヴハウス。思えば初めて所属したレーベルでもあった。The塩、お♡ひ♡め、PONK、ロッティコリンズ、ヤング100V、テクマ!…変だけど、他には絶対にいない、唯一無二のバンド達としのぎを削り合った愛しき日々。永遠に」と、対バンしたバンドと出会わせてくれた新宿JAMへ感謝を述べている。

綾小路翔 Twitter

キノコホテルのイザベル=ケメ鴨川は「キノコホテルでの初実演会が新宿JAMでした。JAMにはいくつも思い出があり、石塚さんには大変お世話になりました。閉店前に、最後にJAMで実演会できるといいな」と、初めてのライブを行ったのが新宿JAMだったことを告白。JAMでの再演は実現するだろうか。

バックドロップシンデレラのギター・豊島“ペリー来航”渉も「新宿JAM閉店。都内の超老舗が閉店。あんまりでれなかったけど好きなライブハウスでした。とても寂しい。石塚さん、スタッフのみなさまお疲れ様でした」と、店長やスタッフを労った。

モッズカルチャーの溜まり場

新宿JAMは1980年の10月にオープンし、37年もの長きにわたり愛されてきた老舗ライブハウスだ。今でこそアイドルやパンク、ロックなど多様なバンドが出演しているが、開店当初は少し様子が違ったらしい。

当時の日本ではモッズと呼ばれるカルチャーが流行していた。新宿JAMはモッズを好む人々の溜まり場になり、オープンして2年ほどが経った頃、DJでプロデューサーの黒田マナブが立ち上げたイベント『MARCH OF THE MODS』を開催。その後『MARCH OF THE MODS』はJAMで定期開催されるようになる。同イベントにロックバンドのザ・クロマニヨンズ・甲本ヒロトを筆頭に、現在もシーンを引っ張っているアーティストが出演していた。

37年という時間を経てもなお、東京のインディーズカルチャーシーンを支えていた新宿JAM。2011年からは、数日間にわたり何百組というアーティストが出演する長時間フェス『JAM FES』を行うなど、観客に未知のアーティストとの出会いを提供してきた。我が家のように通うファンやアーティスト、初ライブの場所だったというバンドにとっては、心にぽっかり穴が空いたような気持ちなのではないだろうか。なお、営業は12月31日まで行う。「ゴールまでは全力で頑張ろうと思っております。皆様、是非お力をお貸し下さい」とのことだ。

[HEW]