【全英オープン 2日目】

 好天だった前日とは打って変わり、大会2日目はコース上空に薄暗い雲が低く垂れ込め、全英オープンらしい冷たい雨と強い風という厳しいコンディションになった。

 天候が崩れ、各選手ともスコアも伸び悩んだ。

 初日アンダーパーは39選手もいたが、この日に60台で回ったのは8選手だけ。予選通過は通算5オーバーまでの77選手だった。

 そんな中で69で回り、首位をキープしたのがメジャー3勝目を狙うジョーダン・スピース(23)だ。

 前半は1番で2メートルを決めてバーディーが先行するも、3番、9番とボギーをたたき1つスコアを落としてターン。

 流れを変えたのは10番のアプローチだった。3打目をグリーン右奥に外し、ピンまで残り約20ヤード。またボギーか、と誰もが思った4打目をウエッジで直接カップインしてパーで切り抜けると、11番は8メートルを放り込み、12番はピンそば1メートルにつけるスーパーショットを放ち連続バーディーを奪った。

 圧巻は15番パー5のイーグル。雨風が強く、ティーショットは左ラフへ。2打目はスプーンを手にして、風の影響を受けにくい低い弾道でグリーン手前100ヤードからボールを転がしてピン手前4メートルにつけると、しっかりイーグルパットをねじ込んだ。

 初日ノーボギー、この日は4ボギーと出入りが激しかったが、スコアを1つ伸ばして単独トップに立った。

 スピースが優勝すれば、松山英樹と入れ替わって世界ランク2位に浮上。米ツアー・ポイントランキングでも首位に立つ。