22/7、ラストアイドル、=LOVE…秋元康、指原莉乃が仕掛ける新グループはAKB・乃木坂に続く?

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 AKB48グループ、乃木坂46、欅坂46といった坂道シリーズのプロデュースを手がける秋元康、そして現役アイドルである指原莉乃(HKT48/STU48)がそれぞれ新たなプロジェクトをスタートしている。

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<22/7>

 まず、秋元康と<Sony Music Records>、<Aniplex>がタッグを組み、昨年12月24日に結成された、デジタルアイドル「22/7(ナナブンノニジュウニ)」。メンバーは8人のアニメキャラクターで構成されており、メインビジュアルを『けいおん!』でも知られる堀口悠紀子、ほかにも『君の名は。』『心が叫びたがってるんだ。』の田中将賀や、ユニット「QP:flapper」で活動し、『ガールフレンド(仮)』のデザインも手がける小原トメ太など、アニメ界を代表するクリエイターがキャラデザインを担当している。「22/7」は、円周率の近似値であり、3と4の間にある有理数。「0から1を生み出す時には、そこにないもの、まだ見えないものを信じる力が必要である。22/7は、想像の象徴だ。どんな意味を持っているのだろう? 答えは、未来にある」と、秋元はグループ名のコンセプトについてコメントしており、昨日7月22日、”22/7の日”には初のライブイベントを開催。モーションキャプチャを使用したキャラクターとキャストが連動したライブを展開し、9月20日にデビューシングル『僕は存在していなかった』のリリースも発表している。

<ラストアイドル>

 さらに、今夏よりスタートするのが、アイドルオーディション番組『ラストアイドル』(テレビ朝日系)。秋元が総合プロデュースを手がけるこの番組は、「プロアマ問わず、兼任可能」というアイドル業界の常識を打ち破る応募条件が、度肝を抜く。放送では、メンバー入れ替えバトルが展開され、初回放送に登場する7人のほかに毎週挑戦者として刺客が1人登場。1対1のパフォーマンスバトルで対決し、サバイバルバトルに勝ち残った者には、“華々しい活躍の場”が約束されているという。総合演出を手がけるのは、『料理の鉄人』『クイズ$ミリオネア』(フジテレビ系)の田中経一。すでに公開されているプロット映像で、番組の奇抜な雰囲気が伝わって来る。AKB48の大森美優がGoogle+にて「受けたら応援してくれますか…?」と興味を示しているように、AKB48グループや坂道シリーズ、ほかアイドルグループからどれだけの人数が参加表明をするかが最大の見ものだろう。

<=LOVE>

 指原が自身の理想のアイドルをプロデュースする「=LOVE(イコールラブ)」は、代々木アニメーション学院による声優アイドルプロジェクト。今後、レッスンを積み、上達の結果で声優としてのデビューも視野に入れている。グループ名は、「アイドルとは、ファンに愛されなければいけない。そしてアイドルという仕事も自分が愛さなければいけない。アイドルはラブである」と感じた指原が命名。大島優子がかつて、『AKB48選抜総選挙』のステージで「票数は皆さんの愛です」とスピーチした言葉も、由来になっている。『真夜中』(フジテレビ系)にて、ディープなハロプロトークで“アイドルヲタ”っぷりを見せている指原の立場からプロデュースする「=LOVE」の印象は清楚。12人の髪型が指定されており、制服姿は乃木坂46をも彷彿とさせる。指原がチェアマンを担当する『TOKYO IDOL FESTIVAL 2017』にて初パフォーマンスが控えており、AKB48、HKT48、乃木坂46の楽曲のほか、オリジナル楽曲も初披露予定とのこと。グループお披露目会では、「秋元(康)さんのことを尊敬しているので言いますが、いつか48グループに並ぶ、そして超えるグループにしたい」との宣言も飛び出していた(参考:https://mdpr.jp/music/detail/1683012)。声優アイドルとして、どのようなグループカラーを打ち出していくのか。指原のプロデュース力が試される。

 AKB48誕生から12年、その人気を追随し続けてきた乃木坂46も結成から6年目に突入しようとしており、11月には東京ドーム公演を果たすまでになった。今、ステージで輝く彼女たちのように、ダイヤモンドの原石がこの3組の中に眠っているのかもしれない。(渡辺彰浩)