マジックナンバー62をマークしたグレース(撮影:岩本芳弘)

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<全英オープン 3日目◇22日◇ロイヤルバークデール(7,156ヤード・パー70)>
“アメージング・グレース”が新たな歴史を作った。「全英オープン」3日目にブランデン・グレース(南ア)がマークした8バーディ・ノーボギーの“62”は、これまでのメジャーでの最少ストローク“63”を1打更新する新記録。誰もが追い求めたマジックナンバーがついにメジャーに刻まれた。グレースはトータル4アンダー5位タイ。最終日は松山英樹と同組で最終組の2つ前を回る。
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「何言っているんだ?って聞き返したのさ(笑)」。その瞬間まで、歴史的なスコアのことは頭になかった。17番パー5でバーディを奪ってこの日だけで8アンダー。「18番ではボギーを叩かないことだけを心がけていた。グリーンに乗って、1メートルくらいのパーパットを決めた。そうしたらザック(キャディ)が言ったんだ。『キミの名前が歴史に残ることになった』って」。無欲が打ち立てた金字塔だった。
トータル4オーバーからグレースがスタートしたのは最終組が出る約4時間半前の11時25分。1番パー4をバーディでスタートすると、穏やかなコンディションの中一気にギアを上げていく。4番、5番と連続バーディ。さらに8番、9番も連続バーディとして前半だけで5つスコアを伸ばした。後半は14番パー3でバーディを奪うと、16番、17番とこの日3度目の連続バーディをマークして新記録に足を踏み入れた。
「(記録のことを)何も知らなかったから、ゾーンに入っていられた。プレーだけに集中できた。すべての神経が、いいスイングをしてバーディを獲ることだけに集中していた。このようなスペシャルな場所で、スペシャルなことをできた。自分の名前を歴史に載せるには、最高のセッティングだ」。
これまでの記録だった“63”は昨年の「全英オープン」初日にフィル・ミケルソン(米国)が出したほか、日本人では1980年「全英オープン」の青木功、2015年「全米プロゴルフ選手権」で岩田寛がマークしていた。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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