22日、中国メディアの人民日報が、日本の老人介護について紹介する記事を掲載した。資料写真。

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2017年7月22日、中国メディアの人民日報が、日本の老人介護について紹介する記事を掲載した。

記事は、東京品川区にある平塚橋特別養護老人ホームについて紹介。昨年オープンしたばかりのこの新しい老人ホームは品川区が建設し、民間の老人介護機構「三徳会」が運営するタイプの老人ホーム。日本では高齢化が進むにつれて伝統的な寄宿型の介護ではコストが高いのみならず、多様なニーズに応えることができないため、日本政府が「地域包括ケアシステム」の構築を提唱していると紹介。訪問介護や家事サービス、デイサービスなどを提供するようになっているとした。

記事は、日本では老人の介護から日常の生活支援へと重点が移ってきていると指摘。平塚橋特別養護老人ホームでも介護サービスのほかにデイサービスも提供しており、車での送迎に加えて様々な活動に参加して昼食をみんなで食べるなどの活動もあり、これらは中国ではまだほとんど見られないサービスであると伝えた。

さらに、こうしたサービスの費用は、大部分が介護保険によって賄われていると紹介。ただ、日本政府は民間へ委託することで、効率の向上とコスト削減を目指しているとした。

記事は、日本の老人介護用品にも言及。世界でもトップレベルだと紹介し、「介護施設も非常に人間本位な設計で、トイレや廊下は車いすでも通りやすいように広めの設計になっている」などとその様子を伝えた。(翻訳・編集/山中)