オエーッ! - ジェニファー・ローレンス
 - Juan Naharro Gimenez / Getty Images

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 現地時間17日、ジョージ・オーウェルの傑作小説「一九八四年」の舞台版をブロードウェイで観劇していたオスカー女優のジェニファー・ローレンスが、中盤で急いで席を立ち、嘔吐していたと Page Six が報じた。

 「一九八四年」は、“ビッグ・ブラザー”率いる党が支配する全体主義的近未来を舞台に、体制に疑問を覚え、自由に生きようとする主人公が直面する恐怖を描いた作品。そのブロードウェイ版である「1984」では、激しい光や突然の暗転、耳をつんざく騒音などの特殊効果が使われていることに加え、あるショッキングな拷問シーンも忠実に再現されているといい、The Hollywood Reporter などが気絶する人や嘔吐する人が続出したほか、熱くなりすぎた観客が逮捕される事態にまで発展したと報じていた。

 しかし、ジェニファーの場合は必ずしも舞台の影響とは言えないようで、ジェニファーの友人は「甥っ子にウイルス性胃腸炎をうつされていたんです。かなり具合が悪かったんです」と Page Six にコメントしているという。今回の“ジェニファー嘔吐”報道を受け、「1984」のヒロイン・ジュリア役のオリヴィア・ワイルドは「光栄よ。早く良くなってね。愛しているわ」とTwitterで反応している。オリヴィアは以前にもこの舞台について「4人の気絶してしまった観客たちにお見舞いを。警告:これは穏やかな舞台ではないの。みんな大丈夫だったらいいのだけど!」とツイートしていた。

 ちなみに演出家のロバート・イッケは、プレビュー公演でこうした観客の反応を受けてもそのままの演出でいくことにした理由を「(観客は)その場にとどまって見ることも、席を立つこともできる……それは誰かが拷問されているのを見たときの普通の反応だ。しかし、もしこの劇が誰かの1日で最も動揺するようなものなのだとしたら、その誰かはニュースを読んでいないよ。世の中ではもっと悪いことが起きているから」と The Hollywood Reporter に語っている。(編集部・市川遥)