伝統の壁を破った妃(画像は『Lady Diana Foundation 2014年12月2日付Facebook「Jakarta, Indonesia Checkmate! Princess Diana enjoys a game of chess with young leprosy patients while visiting the Sitanala Leprosy Hospital on Nov. 5, 1989.」』のスクリーンショット)

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英チャールズ皇太子と若くして結婚し、ウィリアム王子とヘンリー王子を産んだダイアナ妃。しかし若い頃から好きだったカミラ夫人を忘れられず、皇太子は夫人と不倫関係に。傷ついたダイアナ妃は精神的に不安定となり摂食障害を患い、新たな恋をいくつか経験した後にフランスで交通事故死した。しかし生前の妃は自分を見失うことなくまっすぐ生き、亡くなって約20年が経過する今も国民に深く愛されている。

『countryliving.com』がまとめた“ダイアナ妃ならではと言われた行動”のいくつかは、以下の通りだ。

■婚約指輪はカタログでチョイス!
愛する人との結婚にあたり、ダイアナ妃はなんとカタログを見て「この指輪が良い!」と決めたそうだ。カスタムメイドで指輪を準備する王室メンバーが多いなか、妃はサファイアの美しい指輪をチョイス、それは後に長男ウィリアム王子の妻キャサリン妃に受け継がれた。

■挙式での誓いの言葉は自分で決定!
あらかじめ決められた「誓いの言葉」を言う伝統が英王室にはあったが、ダイアナ妃はこれを拒否。「夫に従う」といった言葉を言う伝統には従わなかった。

■育児は自分で!
息子達のファーストネームを自分で選び、母乳で育てたダイアナ妃。エリザベス女王は幼いチャールズ皇太子を乳母に任せ遠出をしたこともあるというが、ダイアナ妃と皇太子はウィリアム王子、また乳母を連れて外国を訪問したこともある。息子達を離さず育てた妃の育児を振り返り、「王子2人はとても幸運でした。ダイアナは前の世代の王室ママとは全然違ったのです」と王室専門家は語っている。

■息子達に経験させた普通の生活
王子達が幼かった頃、ダイアナ妃は2人を連れてマクドナルドへ。また地下鉄、バスに乗るといった経験をさせたほか、服も普通の少年が好むジーンズなどを買ってはかせたという。またディズニーランドを訪問した時も特別扱いは希望せず、しっかりと列にならんでアトラクションを楽しんだ。

■ファッションは斬新に!
オーストラリア訪問時、ダイアナ妃はエメラルド&ダイヤモンド製の豪華なチョーカーを持参。しかしそれをティアラとして利用し、斬新さが話題になった。

■メディアの対応も正直に!
1995年のこと、ダイアナ妃はBBCのインタビューに応じ世界中を驚かせた。実はこれについて「後悔していた」と言われているが、当時の妃はマスコミ報道の真偽を自分の言葉で世間に知らせたかったようだ。妃はそこで夫とカミラ夫人の不倫を語ると同時に、自分も別の男性に恋をしていたと正直に告白。妃は過食症についても述べており、世間の病気への関心はずいぶん高まった。

■対話をする際は、相手の目線で!
子ども達と対面して交流する際は、しゃがむなどして目線を合わせたダイアナ妃。そのような話し方をする王室メンバーはダイアナ妃が初めてだといい、本人はこう話していたという。
「相手が自分のせいで不安になっている時、またとても幼い子供や病人と話すときには、彼らの目線に合わせてあげなくては。それが大事なことですから。」

■誤解は自分が手本になり解く!
エイズは簡単に感染する恐ろしい病気―そんな誤解が世界中に広まっていた頃、ダイアナ妃はHIVポジティブの患者と対面し素手で握手。またエイズ孤児らを訪問するなどし、人々の誤解と偏見を「根拠のないもの」と知らしめた。
「HIVに感染しているからといって、その人が危険なワケではありません。」
「だから握手もできるし、ハグをしたって平気ですよ。」

美しく大胆で、悩みを抱えながらも堂々と生きたダイアナ妃。妃の死から約20年、立派に育った王子達は今も母の悲劇の死から立ち直れていないというが、最愛の母の思いはしっかりと受け継ぎ国民のために尽力している。

画像は『Lady Diana Foundation 2014年12月2日付Facebook「Jakarta, Indonesia Checkmate! Princess Diana enjoys a game of chess with young leprosy patients while visiting the Sitanala Leprosy Hospital on Nov. 5, 1989.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)