米カリフォルニア州ハリウッドのハリウッド記念墓地で行われたロックバンド、サウンドガーデンのボーカル、クリス・コーネルさんの葬儀で歌うチェスター・ベニントンさん(左から2人目、2017年5月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米人気ハードロックバンド、リンキン・パーク(Linkin Park)のボーカル、チェスター・ベニントン(Chester Bennington)さん(41)が自殺した20日は、5月に同じく自殺した親友で人気グランジロック歌手だったクリス・コーネル(Chris Cornell)さんの誕生日に当たり、共に薬物依存やうつ病と闘っていた2人の結び付きを改めてうかがわせた。

 ベニントンさんの遺体は20日、米ロサンゼルス(Los Angeles)にある自宅の寝室のドアにベルトを掛け、首をつった状態で見つかった。検視局は21日、自殺と断定している。遺書は残されていなかったが、スタッフが20日に同宅を訪れた際、部屋には半分空になった酒瓶があったという。

 多くのファンは訃報にショックを受けた後、ソーシャルメディアで、20日はコーネルさんが生きていれば53回目の誕生日だったことを指摘した。5月にやはり首をつって亡くなったコーネルさんもベニントンさん同様、薬物やアルコール問題との闘いの人生を送った。

 ベニントンさんは一緒にツアーをしたこともあるコーネルさんの葬儀で、カナダのシンガーソングライター、レナード・コーエン(Leonard Cohen)の名曲「ハレルヤ(Hallelujah)」を歌った。

 リンキン・パークのギタリスト、マイク・シノダ(Mike Shinoda)さんは、コーネルさんの死去から間もない頃のインタビューで、ベニントンさんが受けたショックはあまりに大きく、コンサート前のサウンドチェックの間も取り乱すほどだったと語っていた。シノダさんは「Radio.com」に対し、「チェスターは1曲、通して歌うことさえできなかった。半分歌ったところで、声を詰まらせてしまうんだ」と述べている。

 ベニントンさんはコーネルさんの死後、「みんなには分からないだろうが、僕は本当に多くの意味で彼にインスパイアされた」と語っていた。
【翻訳編集】AFPBB News