母親は美容室に6時間。車内に放置され1歳児が死亡(画像は『WSB-TV 2017年7月18日付「Baby died in hot car while mom got her hair done, police say」』のスクリーンショット)

写真拡大

愚かな母親のせいで車内に取り残された1歳児が死亡。なんともやるせない事件が米アトランタに隣接するジョージア州デカルブ郡のタッカーという町で先月に起きていた。捜査のかく乱を狙い、当初は自身が悲劇の急病人を装っていた母親。地元メディアの『WSB-TV』が伝えたその後に判明した真実とは…。

すでに30度を超す陽気であった6月15日、母親が去った車の中に放置され、激しい脱水症状と衰弱により命を落としたスカイラーちゃんというわずか1歳の女の子。母親のディジャネール・エッタ・ファウラー(25)はあくまでも自己正当化の道を探ったのか、すぐに911番通報することはせず、娘の遺体を乗せたまま数時間にわたり車を走らせながら今後の対策を練っていたこともわかった。

ある時、携帯電話から「ひどい頭痛がする。すぐに救急のエモリー病院で診てもらうところ」などと女児の後見人である男性にメッセージを送ったディジャネール。娘についてはまったく触れていない。病院の診察室を出て車に戻ると、彼女はそこで初めて911番通報し「娘が車内でぐったりしている」と告げたという。当初は誰もがそれを信じたが、スカイラーちゃんを診た医師は「かなり前に死亡した可能性がある」と指摘。さらに病院に向かっている最中にディジャネールがケイレン発作・症状とはどういうものかをGoogleで調べていたことを突き止めた警察は、事情聴取の必要性を感じ取った。

警察がそのあたりの矛盾を突くと、ディジャネールは「ヘアサロンにはその日の午前10時に予約を入れてあり、駐車場でエンジンをつけっぱなしにしたまま6時間ほど娘を車内に放置した。車に戻るとエンジンは止まっており、娘がぐったりとしていた。途中で娘の様子を見に行くことは一度もしなかった」などと話した。また、幼い子供を乗せたまま車を離れればすぐに通報されるだけに、ディジャネールは娘が後部座席にいることについては一切触れず、周囲には「エンジンを始動させるため誰か手を貸して」と声をかけたもよう。車を動かすことを手伝った男性は、警察に「車内後部座席にはあまりにもたくさんの衣類が積み重ねてあり、女児には気づかなかった」と話したという。

これにより第二級虐待、第二級殺人、および遺体隠蔽の容疑で起訴されたディジャネールは17日夜遅くにデカルブ郡拘置所に勾留となった。逃亡の計画があったのか、それまではサウスカロライナ州およびフロリダ州にいたという。

画像は『WSB-TV 2017年7月18日付「Baby died in hot car while mom got her hair done, police say」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)