地域の団体と協力し、保護されたねこの飼い主探しをしながら、ねことの交流の場を提供するのが「ネコリパブリック」。ここを会場に、不定期に「日本ドッグヨーガ普及協会ネコ部」による「ネコヨガ」が開催されている。

「ねこちゃんのように、しなやかに背中をそらしていきましょう」

 総勢15匹のねこに囲まれ、いっせいに「ねこのポーズ」をとる7人の参加者たち。四つん這いになり、ぐーっと背中をそらしていく。脇では「にゃーん」と声をあげ、ねこが追いかけっこ。

「ヨガの間もねこたちは自由気まま。床に足をつこうと思ったら、そこにねこがいたなんてこともしょっちゅうありますよ。本来、内面に集中しなければいけないヨガの時間に、ねこたちがダダーッと駆け回るのですが、そこはあえて、彼らが私たちに試練を与えてくれているのだと思っています(笑)」(ネコヨガ講師・池迫美香さん)

 もともとヨガ講師でねこ好きだった池迫さん。あるとき、テレビ番組でねこの殺処分の映像を見て、なんとかヨガでねこ助けをしたいと思い立って始めたのがネコヨガだ。2004年に初開催し、現在は都内と神奈川県の6カ所で教室を開いている。

「ここにいるねこたちはみんな、もとはのらねこや地域ねこだった子たち。過酷な環境から救出された子も少なくありません」(スタッフの丹真子さん)

 ネコヨガ中、参加者の間をウロウロしていた、人懐こいキジトラの春之介は、地域ねこ出身。父ねこが虐待を受けたのをきっかけに、助け出された。この日、ネコヨガに参加した女性はこう話す。

「参加費を事前に振り込んでしまって、当日、急な仕事で行けなくなったとしても、参加費の一部が寄付になります。そこが嬉しいですね」
(週刊FLASH 2017年4月18日号)