所属するクリーブランド・キャバリアーズに自身のトレードを要求したことが報じられたカイリー・アービング(2017年5月23日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米プロバスケットボール協会(NBA)、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のカイリー・アービング(Kyrie Irving)が自身のトレードを要求し、チームのスーパースターであるレブロン・ジェームズ(LeBron James)に衝撃を与えている。米メディアが21日に報じた。

 米スポーツ専門チャンネルESPNが匿名の情報として伝えた第一報によると、オーストラリア出身のアービングは先日、キャバリアーズのオーナー、ダン・ギルバート(Dan Gilbert)氏にトレードを求めたとされている。ウェブサイトのCleveland.comも、25歳のアービングがジェームズの影ではなく、チームの中心選手になりたいと訴えたと伝えた。

 今回のニュースが報じられる直前には、「スポーツ・イラストレイテッド(Sports Illustrated)」誌が、NBAファイナルでゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)に敗れたことにより、キャバリアーズは「特殊な状況」にあるとするアービングのコメントを掲載していた。

 一方、ジェームズもチームの将来に関して不安を抱えていると報じられており、再び地元チームを去るとの臆測に拍車をかけている。ジェームズは2010年にマイアミ・ヒート(Miami Heat)へ移籍し、NBAファイナルに計4回出場して2度の優勝を経験したあと、2014年にキャバリアーズに復帰した。

 キャバリアーズのオフシーズンは不穏な空気が漂っており、契約延長がまとまらずにチームを離れたデビッド・グリフィン(David Griffin)ゼネラルマネジャー(GM)の後任は見つかっていない。

 アービングの代理人を務めるジェフ・ウェクスラー(Jeff Wechsler)氏は、同選手がトレードを要求したことについて明言しておらず、「キャブスの上層部と面会し、カイリーと彼のチームでの将来についてあらゆる形のシナリオを議論した。たくさんのシナリオがあり、その内容について話すつもりはない。このニュースの出どころについては知らない」とコメントした。

 アービングはデューク大学(Duke University)で1年間を過ごしたあと、2011年のNBAドラフトで全体1位指名を受けてキャバリアーズに入団。現在はチームと3年総額6000万ドル(約67億円)の契約を残しており、最終年の2019-20シーズンは契約オプションを破棄できることになっている。

 アービングの入団3年目まで成績が負け越していたキャバリアーズは、ジェームズが復帰した2014-15シーズンから3季年連続でウォリアーズとのNBAファイナルに進出し、2016年はシリーズを制したものの2015年と2017年は敗戦。ジェームズは来季の契約オプションを破棄する可能性がある。
【翻訳編集】AFPBB News