学生の窓口編集部

写真拡大 (全3枚)


バイトに応募する電話は、誰でも緊張してドキドキするものです。今回は、求人情報誌などでいいバイトを見つけて電話で応募する際の注意点や面接連絡の際の電話対応のコツなどを詳しくまとめてみました。バイトの電話応募で気をつけたいことや電話対応のコツ、あらかじめ準備しておくこと、さらにはベストな電話対応の事例など、詳しくご紹介します。これからバイト先に電話をして応募するという人は、ぜひ目を通しておいてください。




■バイト先に電話応募する前にチェックすること

【性格診断テストまとめ】自分の隠された一面が丸わかり?!

バイト面接に応募する電話をかける前に、バイト先の求人情報をよく読んで電話する時間帯や担当者の名前をしっかりチェックしておきましょう。また、バイト先の住所や場所、時給や見習い期間など、質問したいことがあればあらかじめメモしておきます。すると、スムーズな電話対応ができて、採用担当者にとっても好印象となるはずです。


<電話する前に準備するもの>

電話するときには、応募するバイト先の詳細が掲載された求人情報誌、メモ帳などを手元に置いてください。ノートパソコンやスマートフォンなどでグーグルマップを開いておくと、場所の確認に便利です。

なお、自分のスケジュールを把握しておくようにしてください。面接の約束をする際に必要になります。


■バイト応募の電話をする時間は?

電話をかける時間帯は、バイト先の業態によって配慮するようにしましょう。例えば、居酒屋やカフェなどの飲食店の場合、午前11時頃から午後13時頃までと午後16時以降は忙しい時間帯なので電話はNGです。

また、深夜まで働いている採用担当者も多く夜は忙しいので、午前10時以降に電話するようにしましょう。飲食店の場合のベストな時間帯は、午後14時頃から午後16時頃の間です。飲食店以外でも、できるだけ忙しい時間帯をイメージし、避けるようにしてください。


■こんな場合はどうする?

<何時頃に電話してよいのかわからない場合>

電話をかける時間帯がわからない場合は、あらかじめ電話して面接担当者がいる時間帯を聞いておくようにしてください。その際、面接担当者と直接電話で話せるかもしれないので、面接の応募ができるように準備しておきましょう。


<留守番電話だった場合>

留守番電話だった場合は、静かに電話を切り、採用担当者と直接話せる機会を待つようにしてください。留守番電話にメッセージを残す場合は、「アルバイトの応募でご連絡致しましたが、お留守のようですので、また改めてお電話致します」と録音して、静かに電話を切るようにしましょう。

場合によっては、何度電話しても留守番電話ということがあるかもしれません。そうした際には留守電に求人に応募したいこと、そしてあなたの名前や電話番号をメッセージに残しておくようにすると安心です。

■バイトの電話対応の事例


それでは実際に、電話対応の例をいくつか取り上げていきます。シーンに合わせ、参考にしてください。


<コンビニエンスストアなどへの応募の電話>

あなた「もしもし、そちらはコンビニエンスストア○○店さまでしょうか?」
担当者「はい、○○店でございます」
あなた「私は○○○○(フルネームで)と申します。求人情報誌で御社がバイトを募集しておられるのを拝見して、ご連絡致しました。採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか?」
担当者「はい、採用担当の○○に代わりますのでしばらくお待ちください」
あなた「よろしくお願いいたします」
採用担当者「もしもし、採用担当の○○と申します」
あなた「はじめまして、私は○○○○(フルネームで)と申します。どうぞよろしくお願い致します。まだ、応募は締め切っておりませんでしょうか?」
採用担当者「はい、まだ応募を受け付けております」
あなた「それでは応募させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」
採用担当者「はい、どうぞ、一度面接に来ていただけますか?」
あなた「○○様のご都合のよろしい日時や時間に面接にうかがいます。お教えください」
採用担当者「それでは○○月○○日の午後14時頃ではいかがでしょうか?」
あなた「はい、それでは○○月○○日の午後14時におうかがいします。どうぞ、よろしくお願い致します」
採用担当者「はい、わかりました。ではその時間にお待ちしております。何か質問などはございますか?」
あなた「週に何日以上という情報がなかったのですが、週3日からでもかまいませんでしょうか?」
採用担当者「はい、週3日からシフトに入れますので、大丈夫ですよ」
あなた「面接時に持参するものなどがございましたら、お教えください」
採用担当者「履歴書と学生証をお持ちください」
あなた「はい、わかりました。それでは、○○月○○日○○時におうかがいますので、よろしくお願いいたします」
採用担当者「お待ちしております。予定が変更になる場合は、あらかじめ連絡ください」
あなた「はい、わかりました。それでは失礼したします」


〇面接を約束した時間にやむを得ない用事ができた場合

あなた「先日、バイトの面接で○○月○○日にお伺いする予定の○○○○(フルネームで)と申します」

採用担当者「はい、何かございましたか?」
あなた「実は、その時間にどうしても外せない用事が入ってしまいまして、面接の日時を変更していただきたいのですが……」
採用担当者「はい、わかりました」
あなた「ご都合のよろしい翌日以降の日時をお教え願えますでしょうか?」
採用担当者「では、○○月○○日の午後14時ではいかがでしょうか?」
あなた「はい、わかりました。必ず○○月○○日に面接におうかがいしますので、よろしくお願い致します」
採用担当者「はい、わかりました。それではお待ちしております」
あなた「勝手な申し出で誠に恐縮です。よろしくお願い致します。それでは失礼致します」


<居酒屋や飲食店の電話応募事例>


担当者「毎度、ありがとうございます。○○屋○○店でございます」

あなた「はじめまして、お忙しいところ誠に恐縮です。求人情報誌を見てバイトの応募でご連絡させていただきました。私は、○○○○(フルネームで)と申します。採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか?」

担当者「はい、しばらくお待ちください」

採用担当者「はい、お電話代わりました。採用担当の○○と申します」

あなた「はじめまして、私は○○○○(フルネームで)と申します。求人情報誌に掲載されていた御社の求人を拝見して、応募させていただきたいと思い、ご連絡申し上げました。まだ応募は可能でしょうか?」

採用担当者「はい、まだ応募を受け付けています。一度面接に来ていただきたいのですが、ご都合のよろしい日時を教えてもらえますか?」

あなた「はい、○○様のご都合のいい日程に合わせて面接にうかがいます。ご都合のよろしい日程をお教えください」

採用担当者「そうですね、では、明日の午後15時頃でいかがでしょうか?」

あなた「はい、では明日○○月○○日の午後15時にお店へおうかがいします。よろしくお願い致します」

採用担当者「はい、わかりました。それではその時間にお待ちしております。何か質問などはございますか?」

あなた「求人に週に何回働けるのか記載されてなかったのですが、週5回ほどシフトに入れますか?」

採用担当者「はい、シフトに入っていただく回数は多いほどありがたいので、週に5回入っていただけます。詳細は面接の時にお話しします。他に何か質問はありますか?」

あなた「はい、場所なのですが、地図で見ると駅前のアーケードの中にあるようなのですが、何か目印はございますか?」

採用担当者「駅を出てアーケード街を20mほど歩いたら、当店の看板がありますので、その階段を上がった2階です」

あなた「わかりました。面接に持参するものは履歴書以外に何かございますか?」

採用担当者「履歴書と、学生さんでしたら学生証、スケジュールがわかる手帳があったら持参してください。シフトの打ち合わせがあります。メモなどもあると便利です」

あなた「わかりました。それでは履歴書と学生証、スケジュール帳を持参しておうかがいます。よろしくお願い致します」

採用担当者「はい、それではお待ちしています」

あなた「よろしくお願い致します。失礼します」

なお、相手には見えませんが、電話は静かに切るようにしましょう。


■一般的な電話対応のマナーとして

バイト面接の応募に関する電話対応についてまとめてきましたが、すべて一般的な電話対応のマナーと同じです。ここでは、社会常識としての電話対応のマナーをまとめてご紹介します。


<相手が見えない分、丁寧な言葉と、間合いに十分注意する>

電話の場合は相手の顔が見えないので、言葉遣いには十分注意する必要があります。相手の顔がわからないので、雑な言葉や乱暴な言葉がそのまま悪いイメージとして定着しがちです。はっきりとした発音で、丁寧な言葉遣いで、相手の声にかぶらないよう、適度な間合いを保って話すようにしてください。

適度な間合いを保つためには、相手が話しているときには適度な相槌を打ちながら静かに話を聞くようにします。相手が話し終わったら一呼吸置いてから、自分の話したいこと、質問事項などをゆっくり話してください。


<ながら電話は絶対にNG!>

相手にはわからないだろうと、何かを飲みながら電話をする、中には何かを食べながら電話をするという人がたまにいます。自分の身に置き換えて考えればすぐにわかることですが、相手が電話の向こうで何をしているのかはすぐにわかります。ながら電話は絶対にNGです。


■バイト応募・面接の際の電話対応のコツまとめ

ここまで、バイトの面接に応募する際の基本的なマナーや対応のコツについてまとめてみました。電話は声だけが頼りなので、丁寧な言葉遣いではっきりとよく聞こえるように話すよう心がけましょう。また、相手の声にかぶらないよう適度に間をあけて話すことも大切です。今回紹介した電話対応の事例を参考にしながら、自身の言葉で丁寧に対応するようにしてください。


執筆:山下正之助(ナレッジ・リンクス)