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「いつも節約してるのに、なかなかお金が貯まらない…」

実はそれ、節約のやり方に問題がありそうですよ。

経済評論家、ジャーナリスト佐藤治彦さんの著書『普通の人が、ケチケチしなくても毎年100万円貯まる59のこと』から、筆者の胸に響いた”お金に好かれるノウハウ”をいくつかご紹介したいと思います。

■コツコツ節約ができない人は ”お金が貯められない” は間違いだった!?

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「待機電力がもったいないのでコンセントをこまめに抜く」「1円でも安い商品を求めていくつもお店を渡り歩く」などのコツコツとした節約術。

地道な節約が楽しい!と感じる方はこの世にどのくらいいるのでしょうか。

筆者はおおざっぱな性格なので、このコツコツ系が大の苦手なんです。

”チリも積もれば山となる”はずなので、小さな節約から始めなければと、必死に頑張っていた時期もありました。

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でも面倒ですぐに挫折しちゃうんですよね。

何度も挑戦しては何度も投げ出してしまう。

「あー私はお金が貯められない性格なんだー」と半ばあきらめモードだったのです。

チリが積もっても、せいぜい小山。1円にこだわるものは、100万円を逃す。

この一言で”コツコツ節約しなければならない”という呪縛から解き放たれました。

”たかが小山”のために毎日イライラしながら家族を巻き込み、月100円にも満たない節約に取り組んでいた筆者に「そんな節約必要なし!」と言ってもらえた気がしたんです。

■その節約行動は意味あるの?〇〇円得した!は自己満足かも!?

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「近所のスーパーより、駅前のスーパーの方が洗剤が20円お得だわ」

チラシでお得情報をゲットして、駅前のスーパーまで車で15分かけて洗剤を買いに行くとします。

しかも”おひとり様1点限り”。

往復30分の道のりを、買い物時間を含めて1時間かかるとします。

ガソリン代もかかります。

お店では他の商品にも目移りしてしまい、予定になかった買い物もして帰ります。

「2,000円以上買い物しちゃったけど、どれもお得に買えたわ!」と満足げですが、金額的に得したのは100円ほどです。

安値を求めて何軒もスーパーをまわるぐらいなら、いっそパートに出たほうがマシです。

はい、すみません。

全くその通りかもしれません。

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たとえば夏場にスーパー巡りをすると、喉がカラカラになります。

帰宅後に「プシュ」「ぷはぁー」と100円の缶ジュースをひと缶あけてしまったら、今日の頑張りはリセットされてしまうのです。

ジュースを我慢したとしても、時給にすると100円です。

これではやってられませんよね。

それに「お得な商品はないかしら?」と店内をぐるぐる歩きまわると、かなり体力消耗しませんか?

筆者の場合はそこで体力を消耗してしまうと、その後の夕食作りに影響が出ます。

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「今日は外食しようか」「お惣菜でもいい?」とラクな方にシフトチェンジしてしまうのです。

そうなるともちろん出費がかさみますから、本末転倒とはこのことですよね。

■100円の節約にやりがいを感じる自分に「サヨナラ」しよう

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佐藤治彦さんの著書には、こんなとどめの言葉がありました。

スーパーを何軒もまわる人は、家計のためにやっているのではなく、スーパーをまわるのが好きで、それが趣味だからやっていると自覚していただきたいのです。

認めたくないけど認めざるを得ません。

面倒くさがりの筆者が、面倒くさがらず何軒もスーパーをまわるのは、そこに楽しみを見出しているからに違いありません。

それを趣味にするなんて、やっぱりちょっと寂しすぎるので、無駄遣いをやめるためにもスーパー巡りを自粛しようと思います(笑)

よかれと思って起こしていた節約も、冷静に見ればたちまち無意味になってしまう節約術。

趣味として節約を楽しむのなら良いのですが、そうでないのなら、その”節約行動”、いちど見直してみると良いかもしれませんね。

【参考】『普通の人が、ケチケチしなくても毎年100万円貯まる59のこと』佐藤治彦著(扶桑社刊)