中国の小中学校は7月から8月にかけて2カ月間が夏休みとなることが一般的だ。この時期は親子で旅行に出掛ける中国人も多い。中国国内を旅行する場合、移動手段として便利なのが中国全土に張り巡らされた高速鉄道だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国の小中学校は7月から8月にかけて2カ月間が夏休みとなることが一般的だ。この時期は親子で旅行に出掛ける中国人も多い。中国国内を旅行する場合、移動手段として便利なのが中国全土に張り巡らされた高速鉄道だ。
 
 中国人にとって長距離の移動に欠かせない存在となった高速鉄道だが、中国では過保護に育てられた子どもが多く、こうした子どもたちは公共の場所でも好き勝手に行動する傾向があり、高速鉄道の車内は新幹線と違って非常に賑やかだ。
 
 中国メディアの今日頭条は15日、「高速鉄道に乗ると色々な家庭の教育が見えてくる」と伝え、中国高速鉄道の車内における子どもたちの行動を通じて、中国の各家庭の教育の差が非常に大きいことが分かったと伝えている。
 
 記事はまず、中国高速鉄道の車内でよく見受けられる光景として、「ヒマワリの種を食べ、床に殻を捨てること」や「子どもが車内で騒いでいても大人はまったく注意しない」こと、さらに「イヤホンも付けず、スマホで動画を見ること」などを挙げ、他人の迷惑を顧みない行動を取る人が多いことを紹介した。
 
 続けて、公共交通機関を利用する際のマナーを子どもに教えることは「それほど難しいことだろうか」と問いかけつつ、「子どもの好きなおもちゃや本、電子機器を持っていけば、3ー4時間の移動であればあっという間に時間は過ぎるではないか」と主張。こうした配慮もせず、子どもたちに好き勝手に行動させ、周囲の乗客に迷惑をかける親は多いと指摘する一方、「子どもに公共の場におけるマナーをしっかりと教えている家庭も存在する」ことを紹介した。
 
 中国高速鉄道は非常に便利な交通手段として今の中国にはなくてはならない存在になっている。ハード面ではすでに整備が完了していると言えるが、記事が伝えているとおり、マナーの悪い乗客がいるのも事実だ。今後は、高速鉄道を利用する乗客のマナーという「ソフト面」の改革が求められているといえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)